憲法改正および憲法に深く係わる報道(2014年12月分) <参考資料>


掲載日:2015年1月30日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2014年12月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

安倍政権関連
「解散は伝家の宝刀」:与党に都合の良い時期に総選挙を行うために解散するのは日本だけ。(12月1日)
改憲意欲 しのばせる首相:今回の選挙戦では争点とせず、抑圧的で積極的に語ろうとしないが、安倍政権は選挙後、「使命達成」へとアクセルを踏み込む可能性が高い。(12月5日)
秘密保護法「採決」から1年:昨年12月6日、自民、公明などが強行採決してから1年経過。(12月5日)

特定秘密法施行:10日施行。安全保障など情報を漏らすと最高で10年の刑罰が科される。(12月10日)
首相の年末靖国参拝継続を:「日本会議」は昨年8月15日に声明を出す。国際社会での孤立必至。(12月24日)
改憲容認7党で作業チーム:自民党は「憲法改正案」を16年夏の参院選までにまとめる考え。(12月25日)

**改憲容認7党:自民、民主、維新、公明、次世代、生活、改革 安倍政権のメディア戦略:総選挙の2日後の16日、全国紙やテレビ局の解説、編集委員らと会食。突出するのは「読売・渡辺」「フジテレビ・日枝」両会長。「産経」「日本テレビ」と続く。(12月30日)
自衛隊派兵の恒久法検討:これまでの特別措置法より迅速な派遣に対応できる新法が必要と判断。(12月29日)   

沖縄関連
仲井真沖縄県知事 退任会見:任期満了の9日。辺野古埋め立て承認を「誤っていない」と強弁。(12月9日)
緊張の石垣:尖閣国有化以降、機能強化と保守系が勢いをます。持ち込まれる「愛国」に違和感。(12月12日)
辺野古移設方針:小選挙区で党公認候補が全敗したことを受けても「辺野古移設が唯一」と表明。(12月15日)

翁長県知事、民意伝達に上京:
官邸は面談を拒否。山口沖縄担当大臣、外務、防衛事務方が会談。(12月26日)
中国軍艦尖閣に最接近:2隻の艦艇が12月中旬、尖閣諸島沖の接続水域まで27qまで迫る。(12月30日)
沖縄民意冷遇:会談拒否に続き沖縄振興予算面の減額まで検討し始めた。地元の反発は増幅。(12月31日)

上記以外の重要事項
ウイーン核会議:核兵器禁止条例などの法的枠組みを目指す3回目の国際会議。米国発参加。(12月2日)
「はやぶさ2号」打ち上げ:太陽系大航海時代の幕開け。宇宙開発は平和利用?軍事利用?(12月3日)
北朝鮮紙 日本を非難:国連総会第3委員会で北朝鮮の人権侵害に関する決議が採択されたことについて、主導し た日本を「米国と共にわが人民の不倶戴天の敵」と非難。(12月3日)

「CIAの拷問」に波紋:
テロ容疑者への過酷な尋問について米議会報告書に長官が異例の反論。(12月13日)
南京大虐殺77年の国家式典:1937年12月13日を「国家哀悼日」と位置づける。式典の挨拶で中国周主席は「侵略美化に反対」と一部右翼勢力、安倍政権の言動を批判。(12月13日)

**「少数の軍国主義者が侵略戦争を起こしたからといって、その民族を敵視してはいけない。戦争の罪は人民にはない」 南京大虐殺遭難同朋記念館の広場で行われた記念式典で習近平国家主席が演説。(12月13日)

衆院選の無効求め提訴:「一票の格差」が最大2.13倍について弁護士らが全295選挙区で提訴。(12月15日)
米・キューバ国交交渉:53年ぶりに関係改善に踏み出す。数か月以内にハバナに米大使館を開設。(12月17日)

F35整備拠点:米政府はアジア太平洋地域のF35ステルス戦闘機整備拠点を日本と豪に設置。(12月18日)
改称「生活の党と山本太郎となかまたち」:政党交付金受給資格のため小沢一郎氏と山本氏合流。(12月26日)
野中元自民党幹事長の指摘:「集団的自衛権行使容認の閣議決定」は「議会政治をつぶす」と語る。(12月28日)

心に留め置きたい言葉 (第5回)
子供たちの問題を最優先にしようという政治的意思が、世界的に欠けている。  ノーベル平和賞受賞者 サティヤルティ氏(インド)

事務局より:新年の挨拶および58回「集い」報告書より遅れての更新をお詫び致します。

 尚、大橋由紀子氏に報告いただきました「集い」報告書の二か所について訂正し併せてお詫び申し上げます。
  1、 四角囲みの内容「慰安婦問題」を日本軍による「慰安婦」問題と訂正します。
  2、 「大地の女」の像の設置場所は「ナヌムの家」と訂正いたします。

2015年1月30日  大村市九条の会 事務局