2016年4月17日開催、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動「集会」報告書


戦争させない・9条壊すな!総がかり行動「集会」報告書
 4月17日(日)、コレモ前、「総がかり行動」大村市実行委員会が主催する「戦争法廃止、立憲主義の確立」を訴える「集会」には100名を超える市民が集いました。

  集会冒頭、熊本・大分で続く地震で亡くなられた方々に対し黙とうを捧げ、大きな被害を受けられた方々に対する支援募金を呼び掛けました。  その後のリレートークでは、「戦争法を強行採決した安倍独裁政権を許せない」との声や、「現実に地震が起きても、原発稼働を止めようとせず、国民の命を危険にさらす政府はいらない」など怒りの声が続きました。

  最後は今回の集会の為に長崎から足を運んでくれた、「N−DOVE」メンバーによる「訴え」「シュプレヒコール」でした。  「自分たち若者が声を上げていく番だ。運動に迷いが生じたこともある。しかし、政府の言いなりではダメだ」と熱く語ってくれました。

 続いて東京、長崎で開催される集会報道で耳になじんだ迫力あるシュプレヒコールを披露、先導し、これに呼応する参加者の声は自然に力がこもりました。メンバーと参加者との一体感が最高潮に達した瞬間でした。

  熊本地震による被災を考慮し、予定の街宣行進を中止。代わりに別の場所で「N−DOVE」メンバーを囲み自由な意見交換会を持ちました。

  質問を受けて、「N−DOVE」の立ち上げ過程と、「ながさき市民連合」の里 正善氏にこれまでの苦労を織り交ぜながら、今後の「ながさき市民連合」が目指すべき道筋についてお考えをお聞かせいただきました。 また、参加者から「N−DOVE」頭文字の意味について質問がありました。

  Nagasaki Democracy Opinion Voice Effort です。
 (長崎: 民主主義: 意見・所信: 声: 努力)

  時間の関係で十分な意見交換は出来ませんでしたが、二人の女性を含む四人のメンバーのお話しは、「平和運動の重要性」についてそれぞれの実体験に基づく内容で、真面目さ謙虚さが伝わり、強く胸打つものでした。

実行委員会事務局の感想と今後の取り組み
 参加者全員がN−DOVEメンバーの姿勢に感動し、運動に弾みがついたのではと喜んでいます。 N−DOVEメンバーの「また大村を訪れたい」との感想。そして参加者の「また来てほしい」とお互いが平和憲法を守ろうとの想いを共有する集会になったのは間違いないはずです。

 機会があれば、「N−DOVE」「ママパパの会」など若い人達をお迎えして、「戦争させない・9条壊すな!」運動の重要性を市民に発信し、理解を拡げて行きたいと思います。

 今後は、5.3集会、西岡秀子氏の参加が決まった5月19日(木)の総がかり行動など、一連の取り組み を通して、共闘の輪を広げていきます。 夏の参院選挙において、共同候補勝利に向けた一翼を担う活動に全力を傾注して参ります。 これまで以上のご支援をお願い致します。

  2016年4月21日 大村市九条の会 事務局
** 募金額 23,826円  義援金は大村市役所福祉保健部総務課・熊本震災義援係に届けました。
** 実行委員会参加団体
    大村市九条の会・くらしと平和を考える会・全日本年金者組合大村支部
     長崎県高等学校教職員組合大村支部・新日本婦人の会大村支部
     生活と健康を守る会大村支部・大村民主商工会・日本国民救援会大村支部
      治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟大村支部
     くらしと福祉・教育を守る大村市実行委員会事務局 (尚、個人参加3名)

(掲載日:2016年4月21日)