掲載日：2017年5月6日

憲法改正および憲法に深く係わる報道（2017年4月分）　＜参考資料＞
主に「ＮＨＫニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉　（第34回）

　「基地すべて押しつけおかばおのが身は安泰なるか日本（ヤマト）の国は」
　中村文子（ふみこ）氏　沖縄県の元教師　　２０１３年　に９９歳で他界。

参考資料：前復興相----------「これは、まだ東北で、あっちの方だったから良かった」
　 　　　　　沖縄県知事---------「国防のためだったら十和田湖や松島湾、琵琶湖を埋め立てるのか」
　 　　　　　新約聖書ヨハネ伝----「汝等のうち罪なき者、まず石をなげうて」　
　

安倍政権関連
　駐韓大使ら　今日帰任：「少女像」設置への対抗措置として帰国させていた大使を帰任させる。（４月３日）
　教育勅語　説明避ける内閣：教材に使うことを認めた政府答弁書の閣議決定を安倍内閣説明避ける。（４月３日）
　森友、８億円の値引き：「学校が出来ないと可哀想じゃないかと役人が子どもに配慮した結果」と麻生氏。（４月４日）

　カジノ解禁へ　政府が初会合：カジノを含む統合型リゾート（ＩＲ）の制度作りに政府が初会合。（４月６日）
　南スーダン陸自　撤収開始へ：月内にも撤収を始める方針決定。来月までに３〜４回で順次帰国させる。（４月７日）
　森友関連データー　復元も：財務省が「ない」とする売却の交渉経緯文書の電子データー復元の可能性。（４月１０日）

　自衛隊と他国軍の物品提供協定（ＡＣＳＡ）：協定の改定や新規締結が週内にも国会で承認され見通し。（４月１２日）
　米、二国間貿易交渉要求：自動車・農業市場狙う。今のところ政府は二国間交渉には応じられない立場。（４月１３日）
　日印原子力協定　審議入り：インドへの原発輸出のための原子力協定の承認案が衆院本会議で審議入。（４月１４日）

　 ヒトラー「我が闘争」もＯＫ：政府は閣議で教育基本法に趣旨に沿うなら「教科使用可」と答弁書。（４月１４日）
　「共謀罪」および「森友問題」　世論調査：「共謀罪」は賛成３５％。反対３３％。「森友」不十分７５％。（４月１７日）
　米、二国間貿易交渉に意欲：ペンス副大統領はＴＰＰを重視する日本に対し、二国間貿易交渉に意欲。（４月１８日）

　 共謀罪　実質審議入り：組織的犯罪処罰法改正案が衆院本会議で審議入り。野党４党は廃案訴え。（４月１９日）
　 法案審議に要求ない刑事局長出席：「金田法相隠し」か。敬局長が法相にかわり答弁。与党が強行。（４月１９日）
　 政府・与党一体で「森友」隠し：参院国土交通委員会で与党による不当な資料の「検閲」を当然視。（４月２０日）

　 共謀罪　「準備行為」前も捜査対象：政府は衆院法務委員会で過去の法案と同様の見解示す。（４月２１日）
　 首相　靖国に真榊奉納：先の戦争を肯定・美化する神社に真榊（まさかき）奉納。高市総務相は参拝。（４月２１日）
　「森友」に契約書原案渡す：財務省は２０１５年５月、貸付契約書を交わす５ヶ月前に森友に原案を渡す。（４月２１日）

　米空母と海自　共同訓練：北朝鮮を牽制。朝鮮半島近海に向け航行するカールビンソンと共同訓練。（４月２３日）
　今村復興相辞任：「東北で良かった。もっと首都圏に近かったら莫大・甚大な被害があったと思う」発言。（４月２５日）
　森友問題　新事実か：籠池氏は民進党との会合で、財務省との交渉状況を首相夫人に「適時報告」と語る。（４月２８日）

　初の米艦防護命令：稲田防衛大臣は２０１５年の安全保障関連法に基づいた「武器等防護」の実施を命令。（４月３０日）

天皇退位論
　秋篠宮さま「皇太子待遇」：典範の「直系主義」を重視して「皇太子」とせず、特例法で「皇太子待遇」。（４月４日）
　美智子さま「上皇后」：政府は天皇退位後の美智子さまの呼称をこれまでにない「上皇后」で調整。（４月６日）

　天皇陛下退位　来年１２月検討へ：政府は、改元を元日にして国民生活への影響を最小限に抑える意向。（４月１１日）
　有識者会議　最終報告：退位の是非や特例法を推奨したかの本質論には触れず。与野党の対立回避内容。（４月２１日）

沖縄関連
　辺野古抗議　１０００日：普天間基地の移転先、辺野古のゲート前での座り込み抗議１０００日。（４月１日）
　護岸工事　中旬にも強行狙う：辺野古新基地の埋め立て区域の護岸工事。県は訴訟などで対抗策。（４月３日）
　防衛局を行政指導：岩礁破砕許可の期限が切れた１日以降も工事を強行している事に文書で行政指導。（４月５日）

　辺野古　滑走路短い：米政府監査院は海兵隊再編に関し、緊急時の対応に不足。県内の別滑走路確保要求。（４月５日）
　辺野古の新基地建設：米海兵隊が公表した「海兵航空２０１７」で２０２５年９月までの工事継続が判明。（４月９日）
　県民投票を模索：「オール沖縄会議」は米軍嘉手飛行場の辺野古への移設に反対する民意を示す狙い。（４月１１日）

　辺野古　今日埋め立て開始：辺野古沿岸部を埋め立てる護岸工事が始まる。普天間返還の合意２１年。（４月２５日）
　全国で沖縄のようにたたかおう：「沖縄連帯の集い（全国革新懇主催）」が「米軍新基地ノー」の集会開く。（４月２９日）

教育関連
　福島・岩手児童生徒３割減：今年度４月の小中学生の数が震災前と比べ３０％、宮城で１０％減少。（４月３日）
　「教育勅語」積極活用は考えず：菅官房長官は記者会見で「現場で積極的活用の考えは全くない」と。（４月４日）
　教材に「教育勅語」違和感発言：自民党の船田元衆議院議員は「思想統制の道具とされてしまったことは言うまでも ない」と指摘し、「教材で使うことには違和感を覚える」と批判。（４月６日）

　 安倍政権　高校社会で詳述：１８年度から使われる地理歴史・公民の教科書の一部に、新たに」の「安倍晋三内閣」 小見出し。アベノミクスや安全保障関連法、戦後７０年の「安倍談話」などの政策記述。（４月９日）
　家庭教育を国家が統制：家庭教育への国の統制を可能とする家庭教育支援法案を今国会に提出の見込み。（４月２１日）
　過重な仕事　教員悲鳴：文部科学省の調査で、中学校教師の６割が「過労死ライン」超えの結果。（４月２８日）

上記以外の重要事項
　国鉄分割・民営化から３０年：ＪＲ北海道は「維持困難路線」が約半分の１２３７.・２キロになると発表。（４月１日）
　シリア和平　進展せず：ジュネーブでの国連主導の和平協議は４項目の優先順位などで対立。（４月２日）
　小惑星衝突の危機：１０年後に衝突の可能性。確率は１％に上昇。過去に小惑星が地球に衝突したことがある。 直近では２００８年、アフリカ・スーダンに。２０１３年にはロシア南西部に衝突。（４月２日）
　　**衝突から地球を守れ！　２０１１年には月の軌道より近いところまで接近した。（３月１３日付け記事）

　横田基地に米軍無人機：無人偵察機ＲＱグローバルホーク５機が５月から半年にわたり作戦展開。（４月３日）
　大麻ＯＫ　米で拡大：娯楽目的の大麻使用を合法化する州が拡大している。ただ、国の法律では違法。（４月３日）
　ロシア地下鉄で爆発：サンクトペテルブルクの地下鉄車内で爆発起きる。１０人の死亡、数十人負傷。（４月３日）

　北朝鮮への行動　米が中国に圧力：米大統領は中国に対し北朝鮮への影響力を強めるよう圧力をかける。（４月３日）
　農水省ＯＢ　談合調整か：東北復興事業などの入札で談合の疑いがあると公正取引委員会が立ち入り検査。（４月４日）
　シリア毒ガス　サリンか：内戦続くシリア。反体制派は「アサド政府軍かロシア軍実行」と主張。（４月４日）

　共通政策の土台確認：市民連合と４野党が意見交換会。野党共闘に大きな一歩。「共謀罪」なども共同強化。（４月５日）
　北朝鮮　新型ミサイル発射：東部の新浦から日本海向けて発射。国連決議に違反し、発射を繰り返す暴挙。（４月５日）
　タイ国王　新憲法に署名：新憲法に署名、即日公布・施行。軍の実質的な権限掌握に国民の根強い批判。（４月６日）

　米、アサド政権を攻撃：化学兵器使用と断定しシリア基地にミサイル５９発。安倍首相が「米の決意支持」。（４月６日）
　民進長島昭久氏離党へ：次期衆院選で共産党との共闘を進める党方針に不満。小池都知事との連携も模索。（４月８日）
　松浦市議会　再稼働反対意見書可決：安全性・避難方法に不安と玄海原発３、４号機の再稼働に反対。（４月７日）
　　**３０キロ圏内の平戸市長も玄海原発の再稼働に「反対」表明。（４月１０日）

　２０６５年推計　日本人口８８０８人：出生率は１・４４に回復も人口は２０５３年には１億人割れ。（４月１０日）
　マララさん　国連平和大使に：マララさん（１９歳）は史上最年少大使に。女子教育に取り組むと抱負を。（４月１０日）
　シリア問題　米ロ協力探る：モスクワで米ロ外相が会談。米、アサド政権支持のロシアに見直しを求める。（４月１２日）

　米、アフガン東部を爆撃：過激組織ＩＳの「掃討作戦の一環」として「爆風爆弾（ＭＯＡＢ）」を投下。（４月１３日）
　米副大統領　力で「平和」達成：安倍首相との会談で対北朝鮮への対応について軍事的圧力を強調。（４月１８日）
　英首相、６月８日の総選挙を表明：メイ首相は２０２０年５月の下院総選挙を早めるとの緊急声明。（４月１８日）

　一票の格差　２０年に１.９９倍に：区割り審議会は衆院９７選挙区見直し案を勧告。抜本より党利党略。（４月１９日）
　４原発５基廃炉認可：規制委員会は４０年以上過ぎた廃炉計画を承認。放射性廃棄物２.７万屯は何処へ。（４月１９日）
　米、北朝鮮に「最大限の圧力」継続：ティラーソン国務長官は北朝鮮の「テロ支援国家」再指定を検討。（４月１９日）

　イエメン　６７０万人が飢饉直前：国連の世界食糧計画（ＷＦＰ）はイエメンが飢饉発生の直前と報道。（４月２０日）
　九電本店前抗議　開始６年：２０１１年の福島原発事故を受けて始まった抗議集会。市民らが大行動。（４月２０日）
　玄海３、４号機再稼働　佐賀県が同意：地元同意の手続き終了。原子力規制委員会認可で夏には再稼働。（４月２４日）

　日本郵政　誤算の買収：豪の子会社巡り４００億円損失計上。投資について「内部検討ほとんどなし」。（４月２５日）
　諫早訴訟　国は控訴せず：長崎地裁判決に対して農水相は「開門は困難」として控訴を断念。（４月２５日）
　米韓、ＴＨＡＡＤ（高高度迎撃ミサイルシステム）配備急ぐ：在韓米軍は同ミサイルの関係装備を搬入。（４月２６日）

　浜渦元副知事の偽証告発へ：都議会百条委は自民党を除く５会派の賛成多数で偽証告発の手続きに入る。（４月２６日）
　北方領土に経済調査団：首相は訪問先のモスクワでプーチン大統領と会談の後、官民で来月にもと語る。（４月２７日）
　アジア軍事費　４．６％増：ストックホルム国際平和研究所の発表。世界全体では０．４％の増加。（４月３０日）

　仏海軍艦艇が佐世保へ：強襲揚陸艦「ミストラル」が日米英との初の共同訓練のために入港。（４月２９日）
　米大統領の温暖化軽視に抗議：トランプ氏の就任１００日目の節目に米国始め世界３７０ヶ所でデモ。（４月２９日）
　日系人強制収容所開設７５年：第二次世界大戦中、加州マンザナール収容所跡地で「差別反対」の催し。（４月２９日
　　　　　　　　　　　　　　　　　

2017年5月6日　　大村市九条の会　事務局

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