憲法改正および憲法に深く係わる報道(2017年10月分) <参考資料>


掲載日:201712月6日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2017年10月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第40回)
  北朝鮮問題について
     「辛辣な言葉の応酬はやるべきではない。見境のない威嚇は、不幸な危険を生み出す
        元米国 国防長官  ウィリアム・ペリー氏:1927年生まれ。ペリ―提督の末裔。
        1994年の北朝鮮危機の際、軍事攻撃を本格検討しながら、最後は直接対話に踏み切った。

安倍政権関連
 首相、官房長官4時間 都外に:解散後の初日、同時に東京を離れ選挙区へ。「北朝鮮警戒」に矛盾。(10月1日)
 自民公約「憲法に自衛隊」自衛隊の明記、消費税を上げた増収分は教育無償化などを盛り込む。(10月2日)
 「9条に文民統制明記」:衆院選公示前の野党党首とのネット討論でシビリアンコントロールを強調。(10月7日)

  首相 三権分立否定の暴言:森友理事長籠池氏を「詐欺を働く人物」と司法の独立を犯す発言。(10月11日)
  核禁止条約に言及せぬ方針:毎年国連総会に出している核兵器廃絶決議案に核軍縮文言盛らず。(10月12日)
  原発周辺自治体に5億円:原発から半径30q圏内の周辺16自治体に交付金を支払うよう変更。(10月13日)

  改憲へ 秋に原案提示:秋に臨時国会を召集し、党として憲法九条の改正原案示すことが浮上。(10月17日)
  首相 靖国に真榊奉納:侵略戦争美化・正当化の施設「靖国」の秋季例大祭に合わせて真榊奉納。(10月17日)
  首相続投を51%「望まぬ」:電話世論調査で内閣の支持率38%。首相の続投望むは34%。(10月19日)

 自民の萩生田幹事長代行発言:NHK討論番組で「野党には北に通じる人の存在を否定できない」。(10月23日)
 自公300超 首相続投:自民は公示前と同じ284議席。自公で3分2確保。立憲が野党第一。(10月24日)
 自民大勝は「北朝鮮のおかげ」麻生太郎副総理兼財務相は今回の衆院選大勝の原因を語る。(10月26日)

 核兵器禁止条約「歓迎」を決議:国連第1委で賛成118ヶ国。日本は反対。(10月26日)
 首相 野党の質問時間削減を指示:森友・加計疑惑からの逃げ。質問封じ。選挙大勝の奢りか。(10月27日)
 自民 小選挙区で218議席。議席占有率75%。絶対得票率25%。一票の乖離が明らかに。(10月30日)

沖縄関連
 オール沖縄会議 県民大行動:米軍キャンプ・シュワブゲート前で辺野古阻止1000人結集。(10月7日)
 米軍大型輸送ヘリ 墜落:午後5時30分頃に東村高江の基地外牧草地。県道70号すぐ近く。(10月11日)
 議会がヘリパッド使用禁止決議:高江周辺のヘリコプター着地帯6ヶ所の使用禁止を全会一致で。(10月16日)

  ヘリパッド使用禁止を決議:東村も県議会についで臨時議会で使用禁止の決議を全会一致で決議。(10月17日)
  米軍一転 ヘリ再開:事故原因の説明ないまま高江で墜落炎上したヘリCH53Eの運転を再開。(10月18日)

  日本版海兵隊 配備:米軍一部移転後、離島防衛「水陸起動団」配備を2020年代前半想定。(10月31日)
  F35A 嘉手納に初配備米太平洋空軍ユタ州基地の同ステルス戦闘機12機の内の2機。(10月30日)

教育関連
 札幌で「教育の夕べ」:ジャーナリスト斎藤貴男氏が「国民が真実を知るために」と題して講演。(10月3日)
 国立大学 複数経営可能に:文科省は少子化対応として一つの法人が複数の大学運営を認める。(10月25日)
 高校無償化 朝鮮学校にも適用要請:「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を 全国集会」を開催。(10月25日)

  いじめ掌握 小中高32万件:文科省調査結果によると昨年より10万件増。子供自殺244人。(10月26日)
  子ども財源 3000億円拠出増:安倍首相は有識者会議で不足財源を経済界に拠出を要請。(10月27日)

  学習指導要領の「解説」:「解説および検定基準の改正」で今後の教科書どうなるかのシンポ開催。(10月28日)
  教育無償化「適切でない」:財務省は財政悪化につながると提言。自民党が公約早くも縮小。(T0月31日)

上記以外の重要事項
 オスプレイ飛来 23都道県:オスプレイが普天間基地に配備されて5年。この間、23都道県で。(10月1日)
 枝野氏ら新党準備で一致:枝野氏は「希望の党」の公認が得られない議員らと新党の結党準備に。(10月1日)
 スペイン、カタルーニャで衝突:独立を巡り独立派と警官隊が衝突し、双方にけが人が出た。(10月1日)

 米で乱射50人死亡:米ネバダ州ラスベガスで開催の音楽祭で銃乱射事件。400人以上けが。(10月1日)
 日本人僧侶・中垣氏 NYで「反核」訴え:広島で原爆に遭った「被爆親鸞像」が縁で20年余り。(10月2日)
 立憲民主党 結成:民進党の枝野幸男代表代行は新党「立憲民主党」を結成。自ら代表に就く。(10月2日)

 希望 憲法改正を踏み絵に:安保法制と憲法改正への支持を明記した「協定書」の同意を求める。(10月3日)
 柏崎刈羽原発に「適合」:原子力規制委は東京電力の同原発の6、7号機の安全対策を適合と了承。(10月4日)
  NHK記者 過労死:2013年に心不全で死亡した女性記者に対して労働災害と認定。(10月4日)

  長崎大 BSL4施設計画:危険度の高い病原体を扱う同施設について「住民の不安払拭」をと語る。(10月4日)
  宗教法人「成長の家」与党を不支持:安倍首相の政治姿勢を明確に「反対」の意思表示。(10月4日)
  ノーベル文学賞 長崎出身日系英国人:カズ・イシグロ氏。「日の名残り」「わたしを離さないで」(10月5日)

  九条の会声明文:総選挙を直前に「戦後日本の歴史と憲法の岐路に立って」と題する声明文。(10月5日)
  ノーベル平和賞:核兵器禁止条約の成立に貢献した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に。(10月6日)
  希望の党公約発表:「原発ゼロ・増税凍結」で独自色。憲法改正については自民党より。(10月6日)

  英国で宇宙の軍事利用反対集会:「世界宇宙週間」に合わせ米軍通信基地のあるクラウトンの町で。(10月7日)
  衆院選公示:安倍首相の信任を問う選挙。憲法、増税、原発、森友・加計問題が焦点。(10月10日)
  佐川国税庁長官を告発:東京大の教授らで作る市民団体は森友問題の証拠隠滅容疑で告発:(10月16日)

  パナマ文書報道の記者死亡:地中海マルタ島で租税回避地を巡る政府の疑惑告発のダフネ女史(10月16日)
  神戸製鋼所を米司法省が調査:製品検査データー改ざん問題で関係書類の提出を求める。(10月17日)
  空自ヘリ 浜松沖で墜落:浜松市の南31qの海上で救難ヘリが訓練中にレーダーから消える。(10月17日)

  中国 共産党大会開幕:習総書記(国家主席)は「社会主義強国」を建設するビジョンを示す。(10月18日)
  北朝鮮 軍要員に実弾:北朝鮮が16日からの米韓軍事演習に備えて実弾を支給との報道。(10月18日)
  天皇退位 19年3月末:複数の官邸幹部によると新元号は政府が来年中に発表する方針。(10月20日)

 核の標的「米だけ」:北朝鮮外務省北米局長はモスクワでの国際会議で「米国以外は核兵器のターゲットではない」と語り、国際社会に理解を求める。(10月20日)
  3等陸佐 冤罪国賠訴訟:2015年の戦争法国会審議で告発された防衛相の内部文書漏えい問題で違法捜査を 受けたと大貫修平現職3等陸佐が国を相手に損害賠償訴訟で「嫌疑不十分」で不起訴。(10月20日)
  高知2区 自民独占崩す:市民と野党連合は元農水大臣との一騎打ちで約2万票差の大勝。(10月23日)

  投票率53.68%:戦後2番目。最低は2014年の52・66%。最低は徳島46・47%。(10月24日)
  サーロー節子氏 演説:「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」はノーベル平和賞授賞式で被爆者として国連本部で演説したサーロー節子さんら3人がスピーチすると発表。(10月26日)

  ケネディ暗殺資料の一部が公開:米国立公文書館の暗殺事件(1963年11月)資料が公開。(10月26日)
  カタルーニャが独立宣言:バルセロナのあるスペイン東部の地。中央政府は州議会の解散で対抗。(10月27日)

2017年12月6日  大村市九条の会 事務局