2018年3月18日開催、2017年度・第5回(通算75回)「集い」報告書

日時:3月18日(日) 14:00~16:30
会場:大村コミセン 2F 第3会議室
内容:高校生平和大使活動報告


 快晴、温暖な一日でした。高校生平和大使24名の皆さんは午後Ⅰ時に会場に集合され、会場前の広場で早速署名活動を始められました。生憎、人通りが少なかったのですが若い人が署名する姿が見られました。高校生の皆さんが在学校の違いを越えてスクラムを組む「高校生平和大使」の活動に参加しようと思われた動機と卒業後の活動にどう参加して行かれるお気持ちなのかを聞きたいとの思いで温めてきた企画でした。

 参加者は期待した人数の約半分の36名でした。遠路、足を運んでいただいた高校生の皆様には申し訳ない気持ちで一杯でしたが、高校生の皆さんは終始笑顔を絶やさず、韓国、ハワイ、スイス、ノルウエー各国に足を運び「核兵器廃絶」を訴え、交流を深め、署名活動する姿を映像で分かりやすく紹介してくださいました。その後にお一人お一人が素晴らしい自己紹介をして下さいました。

 孫みたいな年の高校生の爽やかで力強い一言ひとことに会場は拍手が絶えませんでした。

 「集い」終了後に提出いただいた感想文はこれまでの「集い」で最多でした。(ありがとうございました) 以下に感想文をご紹介します。(順不同・同趣旨のものはまとめました)

感想文
1 若い方の意識の高さと力強さに感動致しました。頼もしい限りです。永久に平和が続くことを祈ります。
2 若い人達が国際的視野で活動されている事を非常に頼もしく、嬉しく思います。被爆者の方々も年々高齢化が進む中、私たちも毎年署名行動や平和の取り組みをやっていますが、今日の皆さんの報告を聞いて展望が開けました。

3 この人達が政治や行政の中心に関わる日には日本も変わるでしょう。この運動も20年で大きく育ったと思います。早速子や孫に報告します。
4 ノルェーの国政、議員さんがボランティアという詳細を知りたいと思った。最後に高校生が歌った「この声を、この心を」の歌詞を手に入れたい。
5 外国にまで行って被爆の実態と核兵器廃絶を訴えている姿に感動しました。今年のノーベル平和賞を受賞できることを期待しています。

6 頼もしい。みんな一人ひとりがしっかりとスピーチしてくださった。学校では署名もできないとか。その中で制服の力を感じながらコミュニケーションの力を身に着けながら‼。素晴らしい。
7 粘り強さ、逞しさを感じた。「集い」があることを伝えるだけでなく、念を押し熱意で誘わなければ。
8 皆さんのような力が日本中に溢れますように。男子生徒が少ないのが一寸と残念。

9 ノルウェー・オスロ市長は女性。母親のように温かい人柄だったとか。男女平等。4時退社。夫婦で子育て。議員さんはボランティア。日頃は働いているので社会の実態を知り尽くしている議員さん。
10 谷口稜曄(たにぐち すみてる)さんから「平和のバトンを受けた」という言葉が印象的でした。
11 戦争を知る世代として原爆なくせの活動を続けてきました。今日のお話を聞いてとても嬉しく思いました。アイキャンのノーベル平和賞受賞は高校生平和大使の皆さんや高齢の私たちもいただいたのだと思います。共に頑張りたいと思います。

12 合唱された「この声を この心を」を聴いて鳥肌が立つほど心に響きました。
13 24人もの高校生の参加に感謝です。「集い」に参加して本当に良かったと思いました。
14 ハワイで高校生二人が自分たちでアポを取って交流を深め、これからの方向を具体的に展開しようとしていて凄いです。



事務局より

 感想文を読んでいただくと、参加された方々の感動が伝わることと思います。「高校生平和大使」を招いての「集い」開催を諦めないでよかったと思います。「大村市九条の会」の「集い」が、2017年度、有終の美を飾るに相応しいものになったことに感謝です。来年度も宜しくご参加、ご支援ください。

2018年3月20日 「大村市九条の会」事務局

(掲載日:2018年3月20日)