憲法改正および憲法に深く係わる報道(2018年11月分) <参考資料>


掲載日:2018年12月7日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2018年11月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第52回)
 アフガンは空前の干ばつ。人口約3千万人のうち1千万人以上が飢餓にさらされている。
 干ばつは戦争や地震のような緊急のイメージに乏しいが、放置すれば大きな問題になる。
 日本でも関心を持って欲しい。


             ペシャワール会・現地代表 中村医師。一時帰国中の福岡での報告

安倍政権関連
 元徴用工判決 対応を本格化:韓国大法院の判決に対し、首相は「国際裁判も視野」に対応と語る。(11月1日)
 口利き疑惑の片山氏を追求:衆院予算委員会で片山地方創生相の「音声データー」巡り野党が攻勢。(11月2日)
 要支援者の避難計画1割:総務相消防庁の調査で避難する際の「個別計画」の策定率は市区町村の1割。(11月5日)

 永住許可の要件見直しへ:法務省は永住権取得の5年以上の「就労資格」に「特定技能1号」は除外。(11月7日)
 保育園給食費 無償化せず:2019年9月から始まる幼児教育・保育の無償化の課題の一つを除外。(11月9日)
 防衛 首相主導:防衛計画の大綱5年ぶりに改定。理由は「対北朝鮮」端緒。米装備の購入の後追い。(11月13日)

 日ロ首脳会談:1956年の共同宣言を基礎に平和条約交渉の加速を合意。首相、年明けに訪ロ。(11月14日)
 自衛隊ジブチ拠点強化:防衛省は海賊対策のためアフリカ東部ジブチの活動拠点の強化方針を固める。(11月14日)
 歯舞・色丹「米軍基地置かず」:北方領土をめぐる日ロ交渉で基地は置かないとプーチン氏に伝える。(11月16日

 パワハラ防止 法制化:厚生労働省はパワハラを防ぐため企業に対し、防止策を法律で義務付け。(11月16日)
 自衛隊に「宇宙部隊」:宇宙ゴミと呼ばれる人工衛星、ロケットの残骸や他国の不審衛星の監視。(11月19日)
 
新天皇パレードは国産車:政府は来秋の「祝賀御列の儀」に国産のオープンカーを使う方針を決定。(11月20日)

 片山地方創生相に疑惑続々:初入閣の片山大臣に「無許可看板」「カレンダー配布」「報告書訂正」疑惑。(11月20日)
 実習生調査 法相謝罪:失踪外国人実習生の調査結果の公表に誤りと修正。入管法きょう審議入り。(11月20日)
 即位の祝宴は簡素化:来秋の即位儀式に関する概要決定。「即位礼正殿(即位宣言)の儀」は前回並み。(11月20日)

 憲法審査会の開催野党が拒否:出入国管理法の対立を受け、6野党・会派は拒否。改憲案提示は難しく。(11月20日)
 慰安婦財団 韓国解散へ:日韓の合意に基づき日本政府が10億円拠出の「和解・癒し財団」を解散。(11月21日)
 水道事業にも「公設民営」:民間が運営、責任は自治体の改正案が審議の上、今国会中に成立の見通し。(11月22日)

 
森友に価格情報 不適切:会計検査院は追加検査で交渉記録未提出は違法と認定し国会に提出。(11月22日)
 入国管理法案 衆院通過:審議駆17時間。自公と日本維新の賛成多数で可決。参院の審議入り急ぐ。(11月27日)
 「空母」導入明記:政府は「防衛大綱」に「空母」の導入を盛り込む方向で調整。専守防衛逸脱の恐れ。(11月27日)

 首相「移設、進めていく」:辺野古への移設計画をめぐる知事の「中止を求める」要望に対する返答。(11月28日)
 憲法審きょう職権で開催:森英介審査会会長(自民党)は野党欠席のまま審査会開催を職権で決定。(11月29日)
 入国管理法改正 大企業に異論も:主要100社の調査で「議論拙速24社」「政府に賛成22社」。(11月30日)

沖縄関連
 辺野古工事再開:埋め立て撤回の効力が停止され(10/31日),政府は11月中にも土砂投入開始。(11月1日)
 世界遺産候補に「奄美・沖縄」再推薦へ:ユネスコの世界遺産登録に向けて。「後がない」と地元緊張。(11月2日)
 石垣島に駐屯地:陸自駐屯地を巡り防衛省は土地造成工事の入札を公告。「2月頃」の着工が条件。(11月2日)

 普天間へ自衛官派遣が「白紙」:1月に相次いだ米軍ヘリのトラブルについて「整備状況検証」が暗礁。(11月8日)
 知事 海外メディアと会見:日米安保体制は認め、辺野古「今止めるべき」「地位協定の見直し」主張。(11月9日)
 米軍機、海上に墜落:FA戦闘機攻撃機が日米共同訓練中に那覇市の南西290キロ付近に墜落。(11月12日)

 玉城知事、米国で直談判:国務省内で米政府関係者と会談。民意伝えるも「辺野古移設」主張平行線。(11月14日)
 「がちゆん」業務停止:平和学習を企画・提供してきたが数少ないスタッフが過重労働で心身疲労。(11月16日)
 強制排除 再び:移設工事が再開された辺野古で機動隊による反対派の強制排除が再び始まる。(11月20日)

 水質汚染 調査拒む米軍:基地周辺15ヶ所で米国基準超える化学物質。立ち入りに地位協定の壁。(11月25日)
 県民投票 2月24日:米軍普天間基地の辺野古への移設賛否を問う。実施に非協力的自治体あり。(11月27日)
 押印なし逮捕状 那覇簡裁が発布:豊見城署から請求された逮捕状。無効な逮捕状で容疑者を逮捕。(11月30日)

 上記以外の重要事項
 日航副操縦士 英で逮捕:ロンドン発羽田行の出発前の検査で基準値を超えるアルコールを検出。(11月1日)
 記者殺害、「最高レベルが命令」:トルコ大統領は「サウジ皇太子の関与示唆」との認識を示す。(11月2日)
 移民9000人が米国へ「希望の旅」:トランプ大統領が「犯罪者の集まり」と非難し、「阻止へ軍派遣」を唱える「移民キャラバン」の一団には、義足の高齢者、子供や女性も。(11月5日)

 米、イラン原油制裁再開:原油取引等を対象としたもの。イラン側は「売り続ける」と猛反発。(11月5日)
 ダライ・ダマ氏「ロヒンギャ問題語る」:スーチー氏に手紙出すも返事なし。「私に出来る事、もうない」(11月5日)
 ロシア疑惑回避へ先手:トランプ氏はセッションズ司法長官を更迭。代行に考えの近い首席補佐官を。(11月7日)

 平和首長会議決議:国際情勢を受け、核廃絶の願いを核保有国のメディアを通じ被爆者の想いを発信。(11月6日)
 米民主 下院を奪還も上院は共和:トランプ氏の任期前半の信任が問う「中間選挙」で白黒つかず。(11月7日)

 第一次大戦終結100年式典:パリに80ヶ国以上の首脳参加。仏大統領「自国第一」との闘い表明。(11月11日)
 東京裁判終結70年:戦争指導者らを裁いた極東国際軍事裁判。軍人軍属の遺族の「問い」は続く。(11月12日)
 北朝鮮、未公表施設13ヶ所:米研究所(CSIS)は核ミサイル施設を衛星写真で分析特定。(11月12日)

 ガザ衝突 停戦に合意:ガザ地区を実行支配するイスラム武装組織がイスラエルとの停戦に合意。(11月13日)
 伊方原発3号機の運転容認:高松高裁は安全性が問われた仮処分の申し立て即時抗告を却下。(11月15日)
 副操縦士 出発直前に拘束:日本航空は自社の副操縦士が「飲酒検査で意図的に不正」と報告書。(11月16日)

 アフガン干ばつ:「空前の干ばつで1千万人が飢餓」とペシャワール会・中村医師が福岡で報告。(11月16日)
 皇太子が「殺害命令」:サウジ記者殺害事件は皇太子の命令によるとのCIAの結論をメディア報道。(11月16日)
 アジア太平洋経済協力会議(APEC)米中が通商政策で対立:首脳宣言の採択を異例の断念。(11月18日)

 日産ゴーン会長逮捕:東京地検特捜部は司法取引を適用し、報酬50億円を過少記載容疑で逮捕:(11月19日)
 北朝鮮に軍事行動なら全面的に支持:伊木米子市長は拉致めぐるシンポで軍事行動を容認発言。(11月20日)
 トランプ氏親サウジ鮮明:記者殺害でCIA調査に決定的な証拠ないとムハンマド皇太子追求せず。(11月20日)

 2025年 大阪万博決定:計画では5月3日~11月3日。会場は大阪・「夢洲(ゆめしま)」。(11月23日)
 台湾の住民投票 脱原発に「ノー」:蔡英文(ツァイインウエン)政権の政策提案にブレーキ。(11月24日)
 英・EU、離脱協定に合意:欧州連合(EU)は来年3月に英国が離脱する条件の協定に正式合意。(11月25日)

 実習生、沖永良部島から失踪:出入国管理法改正案で注目の集まる技能実習生の失踪。「賃金核差」。(11月26日)
 国会召集は「統治行為か」:憲法53条による「招集要求」が3ヶ月以上放置巡り岡山地裁で係争中。(11月27日)
 佐賀県知事選 支援一転:前回、自公推薦候補を破った現職、今回は自公の推薦を受けて立候補。(11月26日)

 クリミア高まる緊張:ロシアがミサイル部隊増強へ。ケルチ海峡でウクライナ艦船乗組員を拘留。(11月29日)
 秋篠宮様 皇位継承行事巡る発言:大嘗祭(だいじょうさい)への国費支出「適当かどうか」。(11月30日)
 横田基地訴訟 賠償命令:騒音を巡る住民訴訟で国への賠償は認めたものの飛行差し止めは認めず。(11月30日)

2018年12月7日  大村市九条の会 事務局