憲法改正および憲法に深く係わる報道(2019年8月分) <参考資料>


掲載日:2019年9月19日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2019年8月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第61回) 
  「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」の将来像について
      戦没者に限定せず「この人を記憶に残したい」と思えるような人々を弔う場所に。
            津島雄二氏(89才・千鳥ヶ淵戦没者墓苑奉仕会会長(元衆議院議員・厚相2度) 
      泣き叫ぶ紛争地 平和には努力がいる
            白川優子さん(45才・ 国境なき医師団」看護師として中東に17回赴いた) 

安倍政権関連
 空自F35A 訓練再開:防衛省は墜落事故で中止の再新鋭ステルス戦闘機の訓練飛行を三沢基地で再開。(8月1日)
 米軍駐留費負担「大幅増を」:米政権は「負担が不公平」だと在日米軍駐留費の増額要求。「5倍」要求も。(8月1日)
 児童虐待 最多:厚生省は18年度に児童相談所が対応した虐待件数は過去最多、15万9850と発表。(8月2日)

 輸出優遇国 韓国を除外:安倍内閣はホワイト国(輸出優遇国)のリストから外す政令改正を閣議決定。(8月2日)
 商船警護 日本のジレンマ:米側の「有志連合」参加要請。「米への協力重視」と「イランとの悪化回避」。(8月8日)
 森友問題 捜査終結:大阪地検特捜部は「嫌疑不十分」として佐川宣寿元財務相理財局長を再び不起訴。(8月9日)

 文大統領、日本との対話重視:「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の式典で日本批判を避け対話重視。(8月14日)
 F35Bを導入:防衛省は米ロッキード・マーチ社の戦闘機の購入を発表。1機当たり約140億円。(8月16日)
 ヘリ墜落原因 二つの可能性併記:防衛省は陸自ヘリが佐賀の民家に墜落し、隊員2名が死亡した事故。(8月20日)

 いずも空母化 浮かぶ疑念:日本側が米軍機の先行利用する見通しを伝達。防衛強化「他に選択肢も」。(8月21日)
 韓国、日本に「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を通告:長嶺安政駐韓大使を呼び通告。(8月23日)
 知事選敗北 自民党に危機感:埼玉県知事選で野党統一候補に大差で敗れる。秋の参院補選に影響必至。(8月26日)

 上野厚労政務官(自民・衆院南関東ブロック)が辞任:外国人の在留認定証明書の交付で口利き疑惑報道。(8月28日)
 防衛費要求 最大5.3兆円:各省庁の概算要求が100兆円超え。防衛費過去最大。社会保障費も膨らむ(8月30日)。
 国旗、国歌法制定から20年:学校や議会などでは日常化。個人は少数派。法制化に反対の活動も続く。(8月31日)


沖縄関連
 辺野古めぐり国を提訴:国交省が「埋め立て承認の撤回」を決めたことに対して「取り消し」求める。(8月7日)
 宮古島 家賃高騰:無料で通れる伊良部大橋の開通などで観光客の増加と陸自の駐屯地建設と重なる。(8月8日)
 返還地汚染 回復を:東村の「島ぐるみ会議東」は米軍北部訓練場の汚染、投機物の回収を政府に要求。(8月28日)

 宜野湾市長 県の提訴に疑問:飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、「容認せざるを得ない」と述べる。(8月9日)
 沖縄から長崎の平和式典に参列:石川元康氏(65才・豊見城)が参列。親父の苦しみ語り継ぐと決意語る。(8月9日)

 宮古島 陸自弾薬庫:防衛省は10月着工方針。完成すれば撤去中の中距離多目的誘導弾が戻る。(8月25日)
 米軍ヘリの窓 海上に落下:普天間所属の大型ヘリCH53Eの窓が東海岸沖8キロに。連絡は2日後。(8月30日)


 上記以外の重要事項
 少女像の展示「中止を」:愛知県で開催の慰安婦少女像について河村名古屋市長は抗議文を県知事に提示。((8月2日)
 表現の不自由展 中止:テロ予告:脅迫相次ぎ、安全を考え中止発表。津田芸術監督「断腸の思い」と語る。(8月3日)
 河村市長に対し抗議活動:少女像などの展示に中止を求めたことに「暴力で表現の自由を封殺するな」と。(8月4日) 

 香港 吹き出る不満:「逃亡犯条例」改定案を発端に混乱拡大、デモ激化。ゼネスト発展。最大の政治危機。(8月5日)
 米中 通貨でも対立:米財務省は中国を「為替操作国」と認定。中国人民銀行(中央銀行)は遺憾の意表明。(8月5日)

 印パ 紛争再熱の懸念:インドは悲願の「カシミール自治権剥奪」に乗り出す。パキスタンは猛反発。(8月5日)
 広島原爆74年:広島市長は挨拶で「日本が核廃絶主導を」と訴える一方、首相は核禁止条約に言及せず(8月6日)
 汚水タンク 3年後には満杯:東京電力は福島第一原発事故で建屋から発生する汚染水について初見通し。(8月8日)

 長崎原爆74年:知事、市長、被爆者が核兵器禁止条約の署名・批准を促したのに首相は否定的な姿勢示す。(8月9日)
 佐賀~韓国路線 19日から運休へ:佐賀~ソウル(仁川)便が運休に。厳しい日韓関係のためと説明。(8月9日)
 正恩氏、交渉再開の意向:トランプ氏宛の親書で米韓合同軍事演習後に交渉をスタートさせたいと記す。(8月9日)

 原発安全対策費5兆円超:電力11社、対テロ費用膨張続く。政府の「原発が最安」評価に影響もでそう。(8月12日)
 日航機墜落から34年:現場となった群馬県上野村の御巣鷹の尾根に慰霊登山520人の犠牲者を悼む。(8月12日)
 香港デモ 連日の空港占拠:「逃亡犯条例」改正に端を発した抗議行動は連日の国際空港占拠に拡大。(8月13日)

 70人分の遺骨も日本人以外か:厚労省はシベリア収容遺骨16人分に続き、70人分の指摘を放置。(8月15日)
 米、台湾に戦闘機売却:トランプ政権は新型F16V戦闘機66機(80億ドル)を売却方針。中国反発。(8月15日)
 アフリカ諸国 宇宙を目指す:通信環境の改善、食糧生産の向上などの社会問題の解決に向け衛星開発。(8月19日)

 昭和天皇 終戦後の言葉「拝謁記」:終戦後に宮内庁長官を務めた故・田島道治氏の記録文書が見つかる。(8月19日)
 AI兵器が攻撃判断を禁止:AI兵器が標的を選び殺傷の実行を認めない指針採択。法的拘束力はなし。(8月20日)
 横浜市、IR誘致の方向:カジノを含む総合型リゾート(IR)の候補地に横浜港・山下ふ頭が上がる。(8月20日)

 大韓航空、日本路線を縮小:日韓の関係悪化が影響し利用者減少。主力路線の釜山~関西の運行も休止(8月20日)
 中国、北朝鮮支援を強化:水面下の支援を本格化と観光業軍拡に懸念。ロシア、実戦配備なら大綱の構え。(8月21日)
 石綿飛散 開かずの大法廷:昨年10月に高い濃度のアスベストが測定され、今年2月からやっと除去。(8月21日)

 火災・伐採 縮むアマゾン森林:開発優先させる政権下で熱帯雨林が失われている。消失面積は8割増。(8月24日)
 北朝鮮、ミサイル2発発射:日韓協定の破棄通告後初。防衛相は日韓の連携に揺さぶりをかけたとの見方。(8月24日)
 韓国軍 竹島訓練始める:韓国軍は先送りされていた日本海の島々防衛目的の訓練。輸出規制に対抗か。(8月25日)

 G7従来型宣言見送り:主要7ヶ国首脳会議8(G7サミット)で具体策に踏み込めず。揺らぐ存在感。(8月26日)
 アラスカ 中国の投資を熱望:米国アラスカ州は地域活性化の切り札(天然資源・観光市場)として歓迎。(8月27日)
 原爆写真展の後援拒否を市長は支持:核廃絶を求める署名好ましくない。自らも署名しないと明言。(8月27日)

 アフガン米軍 段階撤退へ:トランプ氏は反政府勢力タリバーンとの和平合意後、まず5千人削減と。(8月29日)
 香港無許可デモ強行:民主活動家の一斉拘束や大規模デモの不許可に政府本部を包囲・衝突。中国と溝。(8月31日)


2019年9月19日  大村市九条の会 事務局