憲法改正および憲法に深く係わる報道(2013年11月分) |
掲載日:2013年12月7日 |
憲法改正および憲法に深く係わる報道(2013年11月分) <参考資料> |
T 特定秘密保護法案 国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案関連 1)「身辺調査」国民規模に:防衛省・自衛隊の内部資料「身上明細書」で歴然。 (11月1日) 2) 国民の権利より国家:「外国に占領されると、国民の知る権利を主張できなくなる」。量刑について 「10年で秘密の漏えいが抑制されればいい」と中谷元氏が発言。(11月3日) 3) NSC法 今国会成立へ:自民・公明・民主が修正案に合意し,衆院委で可決。 (11月7日) 4) 特定秘密保護法審議入り:安倍首相が出席して衆院本会議で審議入りする。 (11月7日) 5)「秘密保護法」衆院特委で実質審議:尖閣有事・海外派兵は「特定秘密」に指定の可能性。 (11月8日) 6) 国会議員の漏えい 懲役5年:講演会やぶら下がり取材などで秘密を漏えいすれば罰則。 (11月15日) 7) 自衛隊員 身辺調査:自らの身辺調査で「友人の名前すべて書いた」と元陸自1尉が証言。 (11月18日) 8)自公みんな、修正で大筋合意:維新は「首相が基準を作って監督するのはあり得ない」と保留。(11/月18日) 9) 翼賛野党の情けなさ:日本維新も修正に合意。野党の姿は「補完野党」どころか「翼賛野党」。 (11月22日) 10) 福島の公聴会で全員が反対:与党推薦者も含め、全員が反対するのは異例。(11月25日) 11) 秘密保護法案 衆院通過:自公採決を強行。みんな賛成、維新棄権。前日の公聴会は何のため? (11月26日) 12) 同法案 参院審議入り:安倍首相、修正に応じぬ姿勢。12月6日までの会期内成立を目指す。 (11月27日) 13) 国家安保会議法(日本版NSC)成立:NSCは12月4日設置され、年明けに始動する。 (11月28日) U 教育関連 1) 道徳を教科に格上げ:検定教科書の導入などを含め、15年度導入を目指す。 (11月11日) 2) 教科書検定基準を改定:教科書に政府見解の記載求める。来年度の中学教科書から適用。 (11月15日) 3) 教科書是正求めぬ方針:沖縄県教委は「県民の声を無視するわけにはいかない」として,文部省が指示した竹富町への是正要求をださない方針を固めた。 (11月20日) 4) 竹富町へあくまで育鵬社版押しつけ: 下村文科省大臣は「是正要求」が行われていないことに、県教委を非難。育鵬社版教科書を押し付ける姿勢を示す。 (11月22日) 5) 地方教育行政の権限移譲:公明党は「教育の中立性について疑義がある」として反対を表明。 (11月27日) 6)「日の丸」に敬礼しない議員は議長代理として卒業式に参加させない:東京都江東区議会強行決定。(11月29日) |
V 上記以外の重要事項 1) 国民投票「20歳から」:2007年に成立した同法で「18歳以上とする」。これを20歳以上と修正する自民党案提示に公明党が反発。 (11月7日) 2) 政府来年度防衛予算、2年連続増へ:水陸両用車の配備増などで約5兆円に近づく。 (11月11日) 3) 原発、即ゼロに:小泉元首相は「決断すればできる」と安倍首相に原発ゼロの決断迫る。 (11月12日) 4) 柏崎刈羽 審査開始:原子力規制委は目に見える成果もないままに再稼働優先の審査を開始。 (11月13日) 5) 両陛下の葬儀 火葬に:宮内庁、両陛下の意向を受け、陵寄り添う小規模化の方針。(11/14) 6) 2013年日本平和大会開催:「憲法を生かし 平和なアジアを」がテーマ。山口県岩国市で。 (11月15日) 7) 第5回「九条の会」全国集会:憲法を次の世代へと全国の「九条の会」から600人が参加。 (11月16日) 8)東海原発 解体先送り:「廃炉のゴミ」処分場が決まらず、来年度からの解体予定を先送り。 (11月18日) 9) 政府・自民新基地推進へ転換迫る:普天間基地の「県外移設」を公約してきた自民沖縄県連に対して、辺野古沿岸部への新基地推進へ方針転換するよう要求。 (11月18日) 10) 韓国の独立運動家、「安重根」巡り日本批判:菅官房長官の「犯罪者」との発言に対するもの。 (11月19日) 11) 昨年の衆院選は違憲状態:「一票の格差」訴訟の上告審で最高裁大法廷は違憲状態との判断を示したものの選挙無効の訴えは退ける。 (11月20日) 12) 辺野古埋め立て反対:沖縄・名護市議会は県知事に承認しないようとの市長意見を可決。 (11月22日) 13) 猪瀬都知事へ資金供与:昨年12月。医療法人「徳洲会」から5000万円の供与。 (11月22日) 14) イラン制裁 一部緩和:ウラン濃縮活動を縮小する見返りに制裁の一部の緩和を合意。 (11月25日) 15) 沖縄県選出衆参議員5氏、辺野古容認に転換:自民党本部からの要請を受け、公約を翻す。 (11月25日) 16) 参院選 初の無効判決:広島高裁岡山支部は「一票格差」訴訟で憲法違反と判断した。さらに裁判対象の岡山選挙区を「即時無効」とし、国会の怠慢を厳しく指弾した。 (11月28日) 17) 中国軍機が緊急発進:設定した「防空圏」内を飛行した自衛隊機・米軍機に対して緊急発進。 (11月29日 |
2013年12月7日 大村市九条の会 事務局 |