憲法改正および憲法に深く係わる報道(2014年7月分) |
掲載日:2014年8月27日 |
憲法改正および憲法に深く係わる報道(2014年7月分) <参考資料> |
1 集団的自衛権 1) 行使容認閣議決定:公明受け入れで「平和主義覆す解釈改憲」。新3要件を満たせば個別的自衛権と集団的自衛権の行使、集団的安全保障という武力行使が憲法上可能となる(7月1日) **閣議決定の全文および新3要件は7月2日付け主要新聞紙上に掲載されている。 2)地方氏40紙 閣議決定に反対:社説・論説で地方紙43紙中、北海道から沖縄まで40紙が反対。賛成は「福島民友新聞」「富山新聞」「北國新聞」の3紙のみ。 全国紙では「朝日新聞」「毎日新聞」が問題点を指摘。「読売新聞」「産経新聞」は支持を表明。「日経新聞」は議論の進め方に疑問を示す。(7月4日) 3)安保法案 来年国会に:首相 担当大臣新設を表明。(7月6日) 4)集団的自衛権 どう教える:閣議決定された解釈改憲をめぐり、教師手探り。(7月13日) 5)戦闘現場に自衛官:首相は衆院予算委員会で戦闘現場での自衛隊員の活動の可能性を認める。(7月14日) 6)首相、中東の機雷除去「必要」と答弁:自衛権の行使をめぐって公明党見解と隔たり。(7月14日 |
2 沖縄基地関連 1)仲井真氏擁立に難色:11月の知事選で自民党本部が難色。自民党沖縄県連は反発。(7月6日) 2)辺野古「新基地」緊迫:埋め立て工事へ向けた今月中の海底ボーリング調査狙う。(7月11日) 3)自衛官 自殺40人:アフガン・イラクの両戦争へ派兵され自殺者は昨年度末で40人。(7月13日) 4)仲井真氏が県知事選出馬表明:辺野古移設反対を訴える翁長那覇市長との戦いか。(7月26日) |
上記以外の重要事項 1)「閣議決定」の日から18歳狙い撃ち:防衛省・自衛隊による自衛官募集強まる活動。(7月5日) 2)盧溝橋事件77年:習主席、式典に出席して「侵略美化する者決して認めない」と日本批判強化。(7月7日) 3)日豪首脳会談:EPA(経済連携協定)と防衛装備品及び技術の移転に関する協定に署名。(7月8日) 4)沖縄・竹富町 採択審議会が発足:地元教員、教科書選びに不安とやりがい入り混じる。(7月10日) 5)滋賀県知事選 卒原発派が勝利:再稼働に根強い批判。政権運営に影響も。(7月13日) 6)川内原発 10月にも再稼働:原子力規制委員会が「新基準満たす」との審査書案をまとめた。(7月16日) 7)武器部品、米への輸出許可:安倍内閣は国家安全保障会議(NSC)の会議で新原則初の事例。(7月17日) 8)オスプレイ 佐賀配備方針:佐賀空港を来年度導入のM22オスプレイ17機使用の方針。(7月18日) 9)NHK退職者172氏声明:経営委員会に籾井会長の辞任勧告か罷免を求める声明を提出。(7月18日) 10)中部電力 4件の知事候補に裏金:元役員証言。愛知県神田真秋前知事が授受の一部を認める。(7月21日) 11)教委が教科書介入:神奈川県では昨年に続いて今年も県教委が学校の採択に介入。(7月22) 12)関電、首相7人に献金:内藤元副社長は72年から18年間、在任中の7人に2000万円と証言。(7月28日) 13)私の漫画 ゲンが原点:28年前、9歳で「はだしのゲン」を読んだ米の女性漫画家が広島を訪問。(7月31日) 14)「エノラ・ゲイ」最後の乗組員死去:広島にウラニウム型原子爆弾(リトルボーイ)を投下した爆撃機の航空士が死去。尚、長崎型原子爆弾(ファットマン)はプルトニウム型。 |
2014年8月27日 大村市九条の会 事務局 |