憲法改正および憲法に深く係わる報道(2014年9月分)


掲載日:2014年10月12日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2014年9月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

1 安倍政権
 佐賀 陸自最大の航空基地に:空港にオスプレイなど70機態勢。木更津に匹敵する規模。(9月2日)
 第二次安倍改造内閣発足:政権安定を優先し、主要閣僚は留任。党4役は一新、重鎮を充てる。(9月3日)
 安倍内閣「日本会議」が占拠:19人中15人の閣僚が日本の侵略戦争を正当化する改憲・右翼団体「日本会議」を 支援するためにつくられた「日本会議国会議員懇談会(日本会議議運)」に所属。(9月6日)

 河野談話見直さず:国連本部で行われた日韓外相会談で岸田外相は「継承し、見直すことはない」と強調。(9月25日)
 臨時国会開会:首相は所信表明で「消費税」「安保」に踏み込まず。「地方創生・女性の活躍」に力を入れる。(9月29日)
 オスプレイ導入 米軍需企業の救済目的か:オスプレイを製造する米軍需企業の救済との目的が見え隠れ。(9月15日)

2 沖縄関連
 辺野古新基地建設工事中止を:
沖縄県議会は移設を認めていない「公明党」の賛成で意見書を可決。(9月3日)
 米軍戦闘機が出火:
垂直離着陸戦闘攻撃機AV8Bハリアーが嘉手納基地に着陸直後に出火。(9月4日)
 新基地反対派 名護市議選で勝利:
稲嶺進市長を支持する14人が当選。市政与党が過半数を維持。(9月7日)

 沖縄知事選、保守が分裂:
普天間飛行場の「辺野古への移設反対」を掲げる翁長雄志氏が出馬表明。(9月10日)
 翁長那覇市長、知事選出馬表明:「いまや米軍基地は経済発展の阻害要因」「辺野古新基地 造らせない」
(9月13日)
 菅官房長官 沖縄訪問:
名護市辺野古などの県内米軍基地をヘリコプターで視察。辺野古上空は数分飛行。(9月17日)
 元米高官 訪沖:
ハルペリン氏は辺野古移設計画について「正しくない方向に進んでいるのでは」と語る。(9月18日)

3 上記以外の重要事項
 ウクライナ停戦合意:
ウクライナ軍と親ロシア派武装勢力の双方が軍事行動停止命令書に署名。(9月5日)
 経団連、献金呼びかけ再会:2010年に呼びかけを中止していた経団連が献金呼びかけを再開。(9月8日)
 昭和天皇の生涯 克明に:宮内庁は「昭和天皇実録」の内容を公表。新資料・回顧録の存在判明。(9月9日)

 吉田昌郎元所長の記事取り消し:「命令違反し撤退」との調書を取り消す。朝日新聞社長が会見し謝罪。(9月11日) 
 両陛下、パラオ訪問へ:戦後70年に来年度に太平洋激戦地パラオ(ペリリュー島)訪問で調整中。(9月16日)
 日本のプルトニウム47トンに:国内外に保有するプルトニウムが昨年より2.9トン増えた。(9月18日)

 山谷国家公安委員長「在特会元幹部」と写真:相手男性が「在特会関係者とは知らなかった」と釈明。(9月18日)
 スコットランド独立否決:英国からの独立を問う住民投票は独立反対派が多数を占め英国に残留決定。(9月19日)
 ストップ気候変動:23日の国連気候サミットを前に160カ国でデモ。ニューヨークは40万人。(9月21日)

 米、シリア領内も空爆:米国始め中東5カ国がスンニ派の過激派組織「イスラム国」の拠点を空爆。(9月22日)
 米「シリア空爆は自衛権」:「国連憲章51条に基づく自衛権行使」だとする文書を提出し正当化。(9月23日)
 道徳教科化答申を了承:中教審議の初等中等教育分科会は道徳教科化答申を了承し、30日の総会に。(9月24日)

 土井たか子氏20日に死去:旧社会党委員長、社民党党首、女性初の衆院議長。護憲勢力のリーダー的存在。(9月29日)
 マスコミ倫理懇全国大会開催:原発、特定秘密保護法、領土・歴史問題など、報道各社が直面する課題にどう向き合 うかを話し合う第58回の全国大会が松江市で開かれた。(9月30日)
 
心に留め置きたい言葉(初回)

 * 「戦時に市民など存在しない」(無差別攻撃)            アドルフ・ヒットラー
 *「未来を考慮するに不得意な日本の知性の悲惨さ」        高橋和巳著「悲の器」

2014年10月12日  大村市九条の会 事務局