憲法改正および憲法に深く係わる報道(2015年3月分) <参考資料>


掲載日:2015年4月6日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2015年3月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

1 憲法関連
・憲法改正 一回味わってもらう:自民党の憲法改正推進本部磯崎陽輔事務局長は「そんなに怖いものではない と分かる」と語る。変えやすそうなところから変えるとの趣旨では。(3月1日)
・自民元幹部 安倍暴走を批判:「河野談話」「憲法改正」「沖縄への対応」などについて憂える言葉。(3月1日)
・「存立事態(仮称)」新設提案へ:武力攻撃事態法を改正し、直接攻撃を受けなくても集団的自衛権が行使でき る「存立事態」という新たな概念を盛り込む方針を固める。(3月4日)

・18才投票 来夏参院選から:
与野党6党が公職選挙法改正法案を提出。対象は約240万人。(3月5日)
・他国防衛「主任務」:昨年7月1日の「閣議決定」を具体化する集団的自衛権協議の政府原案示す。(3月6日)
・自公 安保法制で実質合意:公明党は安全保障関連法案の枠組み5分野で方向性示す。(3月18日)

・米軍への軍事提供可能に:
日米防衛協力のための指針改定で弾薬提供、空中給油などの拡大。(3月18日)
・一票の格差「合憲判決」:昨年の衆院選における「一票の格差」訴訟で、初めて下された高裁判決(東京高裁、大段亨裁判長)「合憲」判決。弁護団は「怒りしかない」と上告。(3月19日)

・自衛隊 海外派遣拡大へ:
自公、安保法制正式合意。憲法解釈変更に基づく法律の枠組みを容認。(3月20日)
・首相の「わが軍」発言:衆院予算委員会で自衛隊を「わが軍と」と表現。憲法破壊の本音か?(3月20日)
・わが軍表現「使わぬ」:「わが軍」との言葉を使用したことについて、今後使用しないと述べる。(3月30日)

2 沖縄関連
・海底掘削再開へ加速:沖縄防衛局は大浦湾に停泊の?隻の作業船上でストッパーの組み立てに着手。(3月1日)
・辺野古埋め立て「夏ごろ」:中谷元防衛相は衆院予算委で、普天間の辺野古への移設について明言。(3月3日)
・辺野古に陸自常駐案構想:「恒常的な共同使用」構想を日米で秘密裏に検討していることが判明。(3月3日)

・辺野古新基地岸壁 揚陸艦接岸基準271.8mと一致:米軍公開文書で判明。巨大軍港化裏付け。(3月5日)
・立ち入り禁止区域内への調査 米軍が拒否:コンクリートブロックのサンゴ破壊実態調査を拒否。(3月12日)
・辺野古調査を再開:県知事の「許可取り消し」を一顧だにせず、辺野古沖での海底調査再開。(3月12日)

・防衛大臣発言に沖縄抗議:知事との会談を「対立が深くなるのでは会っても意味がない」と拒否。(3月14日)
・オスプレイの部品落下:昨年6月に続いて2回目。幸い、けが人などの情報はない。(3月16日)
・辺野古作業停止を指示:翁長県知事、防衛局に最後通告。期限T週間。岩礁破砕許可取り消しも。(3月23日)

・防衛局 不服審査請求:翁長知事の移設作業の停止指示を取り消すよう農林水産相に審査請求。(3月24日)
・岩礁破砕の法令解釈権は沖縄県側に:衆院外務委員会における議員の質問に防衛省が答弁。(3月25日)
・国の申し立て「却下」を:翁長知事は国の執行停止申し立てを「不適法」とする意見書を送付。(3月27日)

・国は辺野古移設作業を続行:農水相、沖縄県知事の指示効力を一時的に停止すると発表。(3月30日)
・県民の批判が掘削調査を遅らす:中谷元防衛省が海底掘削調査を6月まで延長する方針を示す。(3月31日)

3 教育関連
・パワハラ教育長辞任へ:教育委員会職員へのパワハラが認定され、府教委は全員一致で同意。(3月11日)

4 上記以外の重要事項
・中国 戦勝行事に安倍首相招待も:「抗日戦争勝利70周年」の記念行事に「あらゆる関係国の指導者」を招待し、「誰であれ、誠意さえあれば我々は歓迎する」と牽制。(3月8日)
・独メルケル首相、「過去の総括が和解の前提」:来日中の首相は日・中・韓の関係改善に期待表明。(3月9日)
・首相の戦後70周年談話について:「侵略と言って欲しい」と有識者会議代理座長北岡伸一氏。(3月9日)

・大阪市解体案を可決:維新の会の「大阪都構想」と称する協定書議案が市議会本会議で可決。(3月13日)
・武器輸出 中国3位:10〜14年の5年間に、以前の2.4倍増やし世界シェアーの5%に。(3月16日)
・プーチン「核兵器使用準備」発言:クリミア半島問題での発言に被爆者・被災地から怒りの声。(3月18日)

・日中韓 外相会談:3年ぶり。中国、「歴史問題」で日本牽制。中韓、「安倍談話」を注視。(3月21日)
オスプレイ、佐世保に初飛来:軍事戦略上、佐世保の役割高まるのか?目的不明。地元困惑。(3月23日)
・陸自、「遺書」強要:陸自北部方面隊(札幌市)で「家族への手紙」を置いていけと強要。(3月25日)

・「河野談話」撤廃求める陳情を全会一致で不採択:陳情は「慰安婦の真実国民運動(加藤英明代表)が提出。自民、公明は総務委員会では採択を求めたものの、本会議で不採択に態度を変更。(3月27日)

心に留め置きたい言葉 (第8回)  
** アオイソラ ヒロイウミ(青い空 広い海)
   戦後はじめて教育をうける小学校1年生の教科書第一ページに記されたもの。(平和教育)

** 沖縄の風土は国家のものではありません。そこに住んでいる人たちのものです。辺野古も然り。 勝手に他国に売り飛ばさないで欲しい。(2014年11月1日 沖縄にて)
  故 菅原文太氏の沖縄知事選における応援演説(抜粋)。 続きを4月分(第9回で)紹介します。(菅原文太氏 俳優 2014年11月28日没 享年82才)

2015年4月6日  大村市九条の会 事務局