戦争させない・9条壊すな!総がかり行動大村市実行委員会発足について |
2016年2月19日 総がかり行動大村市実行委員会 |
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動大村市実行委員会発足について |
決 議 文 |
昨年9月19日、安倍政権は憲法違反の安全保障関連法を強硬採決した。これは、米軍の世界戦略に基づき、自衛隊が中東・アフリカから東アジアまで、武力による威嚇、行使、戦争をすることがその本質である。 最高裁判所長官や内閣法制局長官の職にあった人々や、憲法学者、法律家、宗教者、芸能人が「違憲」を断言し、世論調査でも60%が反対表明している。 さらに、若者、シールズ、ママの会、市民団体、平和団体、労働団体、など多様な方々が全国各地で運動に参加し、戦争法反対・立憲主義確立の運動が高揚した。 強行採決後も「私たちはあきらめない。戦争法廃止めざして、野党と協力してがんばる」として新たな戦いに踏み出した。 しかし、安倍政権は戦争法成立後も、内閣改造後も長期休会を決めこみ、野党の憲法にのっとった臨時国会開会の要求をも無視し、しかも1月4日に開会するや、解釈改憲どころか明文改憲を公然と打ち出した。さらには、3月期限切れ予定のアフリカ南スーダンのPKO活動を一方的に延期し、新安保法制に基づいて米軍とともに戦争に突き進もうとしている。 安倍政権は、この国民の反対行動をおさえるために、特定秘密保護法の行使、「愛国心」道徳の強化、高校生の政治活動制限、学校での政治教育の監視強化、国民のプライバシーをおかす盗聴法・マイナンバー制の導入、ナチス・ドイツの全権委任法にも似た緊急事態条項の制定、マスコミに対する言論統制、軍事力強化のために消費税の引き上げ・社会保障費の引き下げ、武器輸出の拡大など、戦前の暗黒政治を彷彿させる準備を進め暴走はとどまるところを知らない。 もはや、一刻の猶予もない事態を迎えている。私たちは、戦争法反対、立憲政治の回復をめざして、同じ思いを持つ全国の仲間たちと足並みをそろえてとりくむことを決意し、本日ここに「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」に参加することを決めた。 自衛隊員の多い大村市では、その家族の持つ不安は計り知れないものがある。私たちは戦争の本質をしっかり学習し、その力をもとに以下のことに全力でとりくむこととした。 一、「戦争法の廃止を求める統一署名」の全国2000万署名実現のため、みんなで協力し合って全力でとりくむ。 一、戦争法の施行を許さないあらゆる行動を全国の仲間と連帯して行動する。 以上、決議する。 2016年2月16日 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」大村市実行委員会 |
2016年2月16日 大村市九条の会 事務局 (掲載日:2016年2月16日) |