2017年9月2日開催、2017年度・第2回(通算72回)「集い」報告書

 5月以来、久々の「集い」を以下のように開催致しました。

 日時:9月2日(土) 14:00〜16:00
 会場:
福祉センター3F 第1会議室
 内容:フェイク(偽)ニュースを阻止せよ(仏)

     他 驚きの短編2本ビデオ視聴

  9月入り幾分過ごしやすくなりました。皆様方に置かれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。

 今回は「高校生平和大使」のジュネーブ欧州国連本部でのスピーチ中止、核兵器禁止条約の採択を受けて急遽、広島で被爆しカナダにお住まいのサーロー節子氏の活動を追ったドキュメントも追加視聴しました。 サーロー節子氏はカナダ人の男性と結婚、以後カナダに在住。流暢な英語で被爆体験を伝え、世界から核兵器が無くなるようにとの活動を続けてこられたものです。

寄せられた感想文は次の通りです。(順不同・同趣旨の感想は一つにまとめました)
   節子さんのひたむきな取り組みに感動しました。ありがとうございました。

   彼女が核禁止条約を承認するかどうかの会場でスピーチする場面が印象的でした。

   残念なのは日本代表の態度です。国際連盟脱退の時の松岡外務大臣とダブりました。

   フェイクニュースという言葉も知りませんでした。怖い話ですね。サーロー節子さんの映画も良かった。平和運動のあり方を考えさせられました。  5 ありがとうございました。人生の終わりまで信念を持って行動することを教えられ改めて元気を貰いました。

   真実の報道を沢山の人に見て貰い、学習する機会を増やすのにどうしたら良いのかと深く考えました。

   「フェイクニュースを阻止せよ」を見て、日本でも「フェイクニュース」にしっかり反撃できる組織を作る必要があるのではと思います。パソコンを開いてみると全く的外れで非常識な言葉を見ますが、嘘で塗り固められた文章が多くの人に定着したら大変です。

事務局より
 驚きの映像の一つ
 シリア8歳の少女がトランプ氏に直筆の手紙で「シリアの子供たちのため何か行動を起こすべきだと思います」「もしできたら貴方の友達になってあげます」と訴え、アサド、プーチン大統領にも手紙で「今すぐ爆撃をやめなさい」、私の友達の命を奪った責任を取って「刑務所に行きなさい」といい、世界中の人々には、シリアの人たちは「非難」なんて求めていません。求めているのは「救い」ですと訴えます。あどけなさの残る少女の言葉ですが「大人への強い不信感」が伝わってきます。

 二つ目は元稲田防衛大臣が自民党野党時代に国会で当時の防衛大臣に対し、「素人大臣」と激しく糾弾する場面です。 ブーメランのごとく、今や見事に彼女自身に襲い掛かってきた事に参加者から笑いがこぼれました。

  厳しい残暑のためか、今回の参加者は11名に終わりました。  次回集いの案内は、「良い映画を観る大村市民の会」主催で開催されます映画「スノーデン」の鑑賞をもって「集い」に代えさせていただきます。  詳しくは近日中に、ご案内致します。

  ** 7月中には「高校生平和大使」を迎えての「集い」開催を計画しましたが、日程が折り合わずに年末に持ち越しました。楽しみにお待ちください。  2017年9月7日  「大村市九条の会」 事務局

(掲載日:2017年9月2日)