2017年10月21日開催、2017年度・第3回(通算73回)「集い」報告書

 日時:10月21日(土)  1回目 11:00〜
                 2回目 14:00〜
  内容:映画「スノーデン」
 会場:コミセン 1F 大会議室


 今回は「良い映画を観る大村市民の会」主催で企画された「スノーデン」上映会に便乗させていただきました。  「大村市九条の会」は「総がかり行動大村実行委員会」の他団体と共にチラシの配布、前売りチケットの販売に協力しました。

  大村市・大村市教育委員会の後援も受けて、目標200余を目指しましたが、衆議院選挙の選挙運動最終日と重なり170枚のチケット販売数でした。 ご存知のように2013年、アメリカで起きた機密漏えいという大事件を英国のガーディアン紙がスクープしました。 その実話を鬼才オリバーストーン氏が監督した衝撃の話題作です。 以下は寄せていただいた感想文です。

1 米国家安全保障局(NSA)のエドワード・スノーデン元職員は暴露した文書は全てが「本物」であると証言。横田基地に勤務経験のあるスノーデン氏は日本人に向けて秘密漏えいの重大性に警鐘をならしている。   「共謀罪」については一般人も対象とする大衆監視の始まりで、監視が日常的になると指摘する。  

2 日本社会は監視社会の中で「共謀罪時代」を迎えた。スノーデン氏が自らの良心に従い命がけで持ち出した機密情報に世界中が驚愕。監視装置「エックスキースコアー」を使えば通信の秘密、個人のプライバシーなどないに等しい。    この悪魔の「エックスキースコアー」を米国より提供されている日本は「滅びの門」をくぐったことになる。
  **詳しくは紹介いただいた下記資料をご覧ください。 「サンデー毎日」(2017年8月13・20・27日、9月3・10・24日)

3 「吹き替え」に加え、「字幕」もあり、分かりやすかった。
 内容は一握りの権力、財界、武器商人のために世界中の多くの市民を犠牲にしてはならないと命がけで闘った人物の実話です。作品の中で、「テロから国民を守るために懸命に仕事をしているつもりだったが、実はそうではなかった」との当人の告白があるが、日本政府は「共謀罪」も「テロに限定した法律」だと嘘をついている。全ての政府は「嘘」をつく。同じだ。

お詫び
 今回は上映会会場の写真撮影を失念してしまいました。殺風景な報告書になったことをお詫び致します。 <2017年11月29日 「大村市九条の会」事務局>

(掲載日:2017年12月3日)