憲法改正および憲法に深く係わる報道(2018年12月分) <参考資料>


掲載日:2019年1月6日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2018年12月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第53回)
 平和は選択肢にあらず。人類が生き延びる唯一の道。

    石川道子氏講演会記録より
    石川道子氏:アメリカエール大学院修士号終了。
    国際月刊誌「シェア・インターナショナル」日本語版監修責任者

安倍政権関連
 
片山地方創生相 また収支訂正:2017年の政治資金収支報告書で約600万円の出入りを訂正。(12月2日)
 日ロ条約交渉 険しき道:北方領土問題で暗礁に。外相を責任者とする枠組みで議論する事に。(12月3日)
 参院憲法審 審議見送り:今国会での審議見送り。国民投票法改正案の成立も来年以降へ先送り。(12月4日)

 改憲4項目提示を断念:衆院憲法審査会は6日の審査会開催の見送り決定。参院選前の発議困難。(12月5日)
 水道「民営化」法成立:運営権の売却が容易に。水道料の高騰や水質悪化などが懸念される。(12月6日)
 改正入管法 4月1日施行:外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)が成立。(12月8日)

 米からの武器輸入急増:安倍政権で特に急増。国内防衛産業は苦境。「F2」の後継機国産は困難に。(12月9日)
 2020年に新憲法:安倍首相は記者会見で「20年新憲法施行」目標に変わりないと述べる。(12月10日)
 日韓議連総会に祝辞出さず:政府の14日ソウル開催の両国議員連盟の総会に祝辞なしは異例。(12月11日)

 河野外相 異例の質問無視:定例記者会見で日ロ関係を巡る記者質問を繰り返し無視。後に謝罪。(12月11日)
 日立の英国への原発輸出計画「困難」:企業の投資が慎重。出資金集め滞る。原発輸出政策総崩れ。(12月17日)
 空母導入を大綱に明記:中期防衛力整備計画を閣議決定。空母の導入。防衛費最高5年で27兆。(12月18日)

 森友の幕引きに危機感:近畿財務局の勤務経験者OB4人が長年実務に携わった視点から語る。(12月19日)
 プーチン氏北方領土で発言:年末恒例の会見で日本の米軍基地巡る決定権に疑問があると述べる。(12月20日)
 来年度予算案101兆4564億円:来年度当初予算案を閣議決定。消費税増税対策で膨らむ。(12月21日)

 防衛費5兆2574億円:「空母化」「長距離ミサイル」盛り込み。5年連続で過去最大を更新。(12月21日)
 佐賀オスプレイ 用地取得費に25億円:佐賀空港への陸自オスプレイの配置に向けた予算。(12月21日) 
 大嘗祭の予算案27億円:皇位継承行事全般では前回より約37億円増の160億9千万円。(12月21日)

 原子力79施設廃止に1.9兆円:日本原子力研究開発機構が試算。もんじゅ(福井県)も。(12月26日)
 TPP11発効:米国を除く11ヶ国による環太平洋経済連携協定は参加6ヶ国からスタート。(12月30日)

沖縄関連
 辺野古への土砂 年内にも:政府は土砂投入のため地元企業「琉球セメント」の港から搬出を検討。(12月3日)
 土砂搬出一時停止:岩屋毅防衛相は県からの手続き不備の指摘を受けて事実確認で一時停止を表明。(12月4日)
 土砂搬入すぐに再開:中断していた搬出を再開。14日の土砂投入の日程に変更なし。知事反発。(12月5日)

 宜野湾市議会が県民投票「反対」:市議会(定数26)は反対意見書を賛成多数で可決。石垣も。(12月4日)
 辺野古土砂投入を強行:政府は建設反対の民意を聞き置くだけで工事を強行。県との対立深刻化。(12月14日)
 流れ弾 米軍が発射を認める:6月に名護の小屋で発見の銃弾は「実弾射撃訓練によるもの」。(12月14日)

 米大統領へ嘆願書:辺野古への移設工事を止めるよう求める嘆願書のネット署名8万筆超える。(12月18日)
 宮古島 県民投票実施せず:市長は市議会が県民投票の関連分予算を削除した議決を尊重する。(12月18日)

 辺野古訴訟 県が上告:移設工事を差し止めるよう福岡高裁の判決を不服とし最高裁に上告。(12月19日)
 沖縄3区与野党試練:玉城氏の辞任に伴う4月21日の衆院補選。野党連携の試練。自公にも溝。(12月20日)
 意見書「土砂投入中止を」:辺野古沿岸部への土砂投入中止を求める意見書を議会が可決。(12月20日)

 沖縄振興費3010億円:昨年と同額。県を通さず直接市町村を支援する新制度を盛り込む。(12月21日)
 衆院補選で自民党は島尻氏擁立:3区支部選考委員会は元参議院議員の島尻安伊子氏擁立の方針。(12月24日)

 不参加自治体あっても県民投票実施:宜野湾、宮古島市の不参加、他4市の未定でも実施を表明。(12月27日)
 3区に自由は屋良氏擁立:小沢氏は来年4月の衆院補選にジャーナリスト屋良朝博氏56歳擁立。(12月28日)

 上記以外の重要事項
 岩国の米軍機 高知沖で墜落:米軍の戦闘機(2名)と空中給油機(5名)が訓練中に接触墜落。(12月6日)
 GW「10連休」法成立:新天皇即位に関連して5月1日、10月22日を一年限りの祝日法。(12月8日)
 被爆地域外の認定訴訟全員認めず:被爆者健康手帳交付を求める訴訟で福岡高裁が一審認定覆す。(12月10日)

 退位日決めた議事録「なし」:昨年12月の皇室会議議事録なし。宮内庁は異論の表面化を回避か。(12月13日)
 不適切入試 9大学:医学部医学科のある全国81大学の調査で文部科学省は9大学を認定。(12月14日)
 確定死刑囚に無罪判決:東京地裁は別の殺人告白(2件)は死刑執行の引き延ばしが目的と判断。(12月13日)

 「黄色いベスト」デモ EU改革に影:フランス全土に広がった「反マクロン」デモは5週連続。(12月15日)
 プラスチックごみ 影響深刻:海の生態系へ悪影響。日本の海、河川は世界的ごみの多さ。(12月16日)
 COP24閉幕 パリ協定 運用ルール採択:それでも気温上昇2度未満の達成は困難。(12月16日)

 日本 男女格差の改善遅れ:149ケ国中、110位。政治・長時間、進まぬセクハラ規制。(12月18日)
 ローマ法王 長崎へ:2019年末にも長崎訪問の意向を示す。被爆者や市長ら歓迎の声。(12月19日)
 昨年の衆院選「合憲」:最高裁は「是正が図られた」。しかし15人中4判事は違憲・違憲状態。(12月19日)

 松橋(まつばせ)事件無罪確定:1985年熊本で発生の殺人事件。熊本地裁は殺人罪求刑せず。(12月20日)
 出生92万人Ⅰ千人 過去最少:前年より2万5千人減る見通し。死亡数は戦後最多137万人。(12月22日)

 インドネシア 津波で281死亡:中部ジャワ島とスマトラ島の間の海で地滑りと高潮で。(12月22日)
 天皇陛下の誕生日を祝う一般参賀:平成最多の8万2850人。皇太子夫妻、秋篠宮夫妻も並ぶ。(12月23日)
 大嘗祭 既存の神殿で:秋篠宮さまは以前より公費支出せず、天皇家の私費で行うことを提案。(12月25日)

 レーダー照射問題平行線:韓国「正常の作戦行動」。日本「危険行為」と譲らず。協議は続行。(12月25日)
 東証急落2万円割れ:世界的な景気減速や米中貿易摩擦、米政権への懸念が原因。(12月25日)
 心の病で教職員 休職:文科省の17年度調査で「心の病」で公立小中高の5077人が休職。(12月26日)

 「九条俳句」一転掲載 謝罪へ:自作作品が公民館だよりに掲載されなかった事で市と争っていた。(12月26日)
 日本、国際捕鯨委員会(IWC)脱退:商業捕鯨は来年7月より。南極海調査からも撤退。(12月26日)
 東電旧経営陣に禁固5年求刑:業務上過失致死傷害で強制起訴された裁判で「津波予見できた」。(12月26日)

 「BSL4」建設契約:危険度の高い病原体を扱う施設を計画の長崎大学は年明け工事開始か。(12月26日) 
 2人の死刑執行:大阪拘置所で執行。一人は再審請求中。2008年と同じ15人の執行で最多。(12月27日)

 不正に不合格 6年間で178人:東京医科大は第三者委員会の2次および最終報告書を公表。(12月29日)
 外国人の長期収容を容認:法務省が開示したのは2月28日付「送還見込みなくても」指示文書。(12月31日)

2019年1月6日  大村市九条の会 事務局