憲法改正および憲法に深く係わる報道(2019年3月分) <参考資料>


掲載日:2019年4月29日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2019年3月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第56回) 
  「オール沖縄主催」の集会に約1万人が参加。「埋めるな 海も民意も」と。
                     移設反対 那覇で大規模集会:3月16日)

安倍政権関連
 統計追及に参考人の欠席が壁:参院予算委員会で参考人から「調子が悪い」「具合悪い」・・・苛立つ野党。(3月4日)
 統計隠蔽 認めず:特別監察委員会の樋口委員長は「虚偽」とは認めても「隠蔽」には当たらないと強弁。(3月5日)。
 籠池前理事長が大半否認:大阪地裁公判で約1億7千万円の詐欺罪・森友補助金不正につき多くを否認。(3月6日)

 爆買い法案:高額な防衛装備品に最大で10年間の分割を認める特別措置法改正案が衆院で審議入り。(3月7日)
 遵法意識の欠如:総務相行政評価局は賃金統計不正について遵法意識と事なかれ主義の蔓延とまとめる。(3月8日)
 賃金統計 不正調査10年以上前から:総務相幹部は把握していなかった。隠蔽は認められずと発表。(3月8日)

 原発ゼロ基本法案 審議されず:野党4党が提出した法案が、与党の審議入り拒否で1年間審議されず。(3月12日)
 首相4選もあり得ると発言:二階自民党幹事長は「十分あり得る」と明言。レームダック化避ける狙いか。(3月12日)
 米軍駐留費 増額要求姿勢:トランプ政権は同盟国に負担増を求める。経費交渉に身構える日本側。((3月13日)

 自衛隊へ名簿「提供」の動き次々:自治体の「6割以上が拒否」しているとの安倍首相の発言が影響か。(3月13日)
 北朝鮮非難決議 見送り:政府は拉致問題の解決に向け、11年続く国連人権理事会提出の案を見送る。(3月14日)
 森友趣意書の黒塗り「違法」:大阪地裁は森友学園が作成した設置趣意書を不開示としたのは違法と判断。(3月14日)

 汚染水決まらぬ処分法:保管100万トンに到達。来年度にも限界。政府の処分法結論時期も不明のまま。(3月18日)
 安倍4選 支持拡がらず:電話による世論調査で自民総裁4選の任期延長に賛成27%、反対56%。(3月19日)
 原発支援補助案:経産省は支援の財源として電気価格に上乗せ容認検討。「原発は安い」矛盾あらわ。(3月23日)

 桜田五輪相また事実誤認:東日本大震災で主要道路は通行不能を、「国道、東北道は動いたから良かった」。(3月25日)
 小学生教科書 ページ1割増:文科省は2020年度から対話形式の記述増。英語「親しみやすさ」強調。(3月26日)
 「領土」「道徳」 政府見解を徹底:来春からの小学校教科書の検定結果で判明。記述に細かな意見相次ぐ。(3月27日)

 初の100兆円超え予算成立:新年度予算は参院本会議の賛成多数で可決成立。消費増税対策に2兆円。(3月27日)
 憲法審 与野党駆け引き:今国会初の衆院憲法審査会に向けた懇談会に主要野党が欠席で不調に終わる。(3月28日)
 森友文書改ざん検察審が「不起訴不当」:大阪第一検察審査会は不起訴処分とした佐川氏らについて議決。(3月29日)

 長崎新幹線 投資効果「0.5」:国交省の調査で費用対効果は北陸新幹線も「0.9」、事業に疑問符。(3月29日)
 東電 東通村に寄付金:東通原発の建設が中断している東通村にふるさと納税を利用、2億円を寄付。(3月29日)
 元防衛次官 金融機関へ:防衛省生え抜きの防衛次官経験者の多くが保険会社など金融関係に再就職。(3月31日)


沖縄関連
 玉城知事と首相会談平行線:県民投票の反対多数を受けて「辺野古埋め立て」中止の要求に首相応ぜず。(3月1日)
 辺野古NO!:ハワイ在住の音楽家カジハラさん(32)は知事と会い、反対のネット署名集めを報告。(3月5日)

 南洋戦・フィリピン戦 高裁那覇支部で敗訴:両戦で被害に遭った遺族の損害賠償と謝罪を求めた訴訟。(3月7日)
 辺野古 土砂搬入3ヶ月:政府が辺野古沿岸部で土砂搬入して3ヶ月。約6.3ヘクタールの3分の1程。(3月14日)
 辺野古地盤改良長引く:防衛省は辺野古埋め立て予定地の地盤改良工事に3年8ヶ月かかるとの報告書。(3月15日)

 移設反対 那覇で大規模集会:「オール沖縄主催」の集会に約1万人が参加。「埋めるな 海も民意も」と。(3月16日)
 県が国を提訴:辺野古への移設計画で埋め立て承認を撤回した効力を国が覆した事を違法として提訴。(3月22日)
 辺野古の新区域に土砂:政府は新たな区域で土砂投入を始めた。県民投票で示された民意無視に怒り。(3月25日)

 辺野古 県が代替案検討へ:玉城知事は新年度から前の県政の方針転換のために諮問会議を立ち上げ。(3月27日)
 在沖海兵隊 年100日は海外:米公文書に実態。沖縄を離れ海外で訓練。範囲はアジア、中東まで。(3月31日)


天皇関連
 新元号 20案から絞り込み:学者から提出を受けた案の絞り込む作業に入る。最終的には2~5を選ぶ。(3月2日)
 新天皇祝う一般参賀 5月4日皇居で:宮内庁の発表、上皇、上皇后となる天皇、皇后は出席しない。(3月4日)
 天皇即位 秋に恩赦:今上天皇ご成婚時の恩赦から26年ぶり。退位時には恩赦実施しない方針。(3月9日)

 「平成」考案者の記録なし:1989年1月に行われた改元の検討記録に考案者の名前なし。今回は記載。(3月16日)
 即位退位式午後5時:憲政史上初めての退位儀式は4月30日の午後5時で国事行為3儀式細目決まる。(3月19日)


 上記以外の重要事項
 東電第二に高額支援案:日本原子力発電は再稼働見通せぬ中で3000億の支援計画。安全対策費膨張。(3月2日)
 東日本大震災 失われる震災記録:42町村で調査。公文書あるは6、メモ類保存しないは10市町村。(3月3日)
 日立と系列10社に勧告・指導:技能実習生の業務で技能実習適正化法違反。最低賃金満たぬ事業所も。(3月5日)

 ゴーン会長 否認のままの保釈決定:地検は準抗告。保釈金10億円。住居出入り口に監視カメラを設置。(3月5日)
 舗装8社 課徴金600億円:公正取引委員会はスファルト合材の価格でカルテルを認定。税金無駄指摘。(3月7日)
 長崎新幹線規格 6月めど:整備方式が決まらない区間についてフル規格かミニ新幹線かの方針を決定。(3月7日)

 ベア、前年割れ続出:大手企業の集中回答。6割が6年連続でベースアップを実施も、かすむ官製春闘。(3月13日)
 金正男氏殺害で明暗:2017年マレーシアで殺害された事件で実行役の二人に女性に違う判断が出る。(3月14日)
 NZで乱射事件:ニュージーランド南部の都市でモスク2ヶ所が襲撃され、3人の容疑者が拘束される。(3月15日)

 高校生平和大使が報告:ノーベル平和賞ノミネートに向けたPR活動でノルウェー・オスロ訪問の報告。(3月17日)
 語学留学 実態はバイト漬け:留学生が学ぶ日本語学校で働いた教員は「6割は働くことが目的」と。(3月18日)
 保育園に落ちたのは4人に1:落選者6.5万人に「狭き門」。無償化控えても改善が進んでいない実態。(3月18日)

 幸福度 日本は過去最低の世界58位:一人当たりGDPで24位だが人生選択の自由、寛容さが低位。(3月20日)
 元看護助手の再審決定:2003年、滋賀県近江氏の湖東記念病院で患者が死亡した事件。無罪の公算大。(3月20日)
 イタリア 一帯一路参画へ:インフラ整備に中國マネーに期待。C7で初めて。対中EUの足並みに乱れ。(3月21日)

 日本も月へ:宇宙ベンチャーの「HAKUTO-R」は2020年半ばに独自開発の探査機2台で。(3月21日)
 ロシア疑惑 捜査終結:先の大統領選でロシアがトランプ候補に肩入れとの疑惑で、米議会に結論提示。(3月22日)
 ISの最終拠点制圧:シリア民主軍はIS最終拠点バグスを完全制圧したと発表。IS掃討作戦が終了。(3月23日)
  
 IS 残る火種:「必ず復活する」とおびえる住民。米軍は400人を残留させるが中東情勢に影響も。(3月24日)
 マララさん 訴え:ノーベル平和賞受賞のマララさんは東京で開催の国際女性会議で教育支援の訴え。(3月23日)
 日本調査団 トルコの遺跡で製鉄関連遺物発見:製鉄技法は「ヒッタイの地」。遠方より伝来示す発見。(3月25日)

 三菱重工 敗訴:元女子勤労挺身隊の訴訟で韓国大法院(最高裁)は韓国内資産の差し押さえを認めた。(3月25日)
 松橋事件 再審無罪:1985年の殺人事件。熊本地裁は「犯人の証拠ない」と無罪。地検は上訴せず。(3月28日)
 北京の人権弁護士 再び一時拘束:2015年の「709事件」の中心人物、王宇弁護士(47才)。(3月28日)


2019年4月29日  大村市九条の会 事務局