憲法改正および憲法に深く係わる報道(2019年4月分) <参考資料>


掲載日:2019年6月8日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2019年4月分) <参考資料>
主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

心に留め置きたい言葉 (第57回) 
  「むなしい。今さえよければ、自分さえよければという考え方が国をダメにする」
   4年間の任期中に財政再建が進まぬ現状を憂い,4月26日に退任する経済同友会・小林喜光代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長)の訴え。(4月16日)


安倍政権関連
 森友の起訴を求める:検察審査会の不起訴議決に対して大学教授など19人が起訴を求める申し入れ書。(4月1日)
 監視軍に派遣を閣議決定:安保法に基づき自衛官2人がシナイ半島の多国籍監視軍(MFO)司令部に。(4月2日)
 外務省の「西暦」使用、トーンダウン:首相官邸や与党からの異論で河野外相がトーンダウン発言。(4月2日)

 財政赤字容認論に首相は容認か:赤字を問題視しない現代金融理論に麻生財務相、黒田日銀総裁は否定的。(4月4日)
 塚田国土交通副大臣が辞任:本州と九州を結ぶ下関北九州道路を巡る「忖度発言」で責任。政権に打撃。(4月10日)
 温暖化の対策案「原発推進」鮮明:地球温暖化対策の「パリ協定」に基づき国連に提出する長期戦略案。(4月19日)

 政府、WTO判断を誇張説明:「日本産食品は科学的に安全」は判決文にない。敗訴の印象薄める意図か。(4月23日)
 「四島、日本に帰属」削除:2018年版外交青書にあった「四島帰属」の表現削除。日ロ交渉に配慮。(4月24日)
 強制不妊 首相お詫び:被害者に一時金320万円を支給する救済法が成立。欧州訪問中の首相も談話。(4月24日)

 中欧4国と首脳会談:安倍首相はスロバキアの首都で同国、ポーランド、チェコ、ハンガリー首脳と会談。(4月25日)
 専門学校101校 留学生が9割:文部省の調査で私立専門学校では生徒の9割以上を留学生が占める。(4月26日)

 佐賀は新幹線求めていない:山口知事は九州新幹線西九州ルートについて国側、与党検討会に伝える。(4月26日)
 海自「省人化」に活路:対中国・北朝鮮で隊員不足。30人程度が乗り込む監視特化の哨戒艦を導入。(4月29日)


沖縄関連
 宮古島に誘導弾:3月設置された宮古島駐屯地に説明なく誘導弾と81ミリ迫撃砲弾を搬入。防衛相謝罪。(4月2日)
 辺野古サンゴ 2基取り残される:防衛省は「移植の基準満たさず」と主張。しかし専門家は疑問視する。(4月7日)
 沖縄3区告示:衆院補選で再び辺野古移設が争点となり、夏の参院選の試金石。大阪12区も同日告示。(4月9日)

 普天間の期限再設定 難航:政府と沖縄県、宜野湾市は首相官邸で普天間飛行場の負担軽減策を協議。(4月10日)
 積み重ねる No!:衆院3区補選で「辺野古移設反対」の屋良朝博氏が自民党候補島尻氏を大差で破る。(4月21日)
 在沖海兵隊移転計画が暗礁:テニアン島で「訓練場反対・ここは聖地」と訓練場反対を連邦地裁に提訴。(4月16日)

 二審健康被害認めず:普天間周辺住民約3400人が騒音差し止めと損害賠償を求めた爆音訴訟の判決。(4月16日)
 辺野古反対候補 当選:沖縄3区は無所属の屋良氏が自民候補を破り当選。「辺野古ノー」固い決意。(4月22日)
 本部港 土砂搬出始まる:防衛省沖縄防衛局は台風被害で使えなくなっていた本部港からの搬出始める。(4月25日)

 辺野古反対派リーダー有罪:最高裁は山城博治被告に懲役2年、執行猶予3年を不服とする上告を棄却。(4月26日)
 普天間 米軍の騒音激化:常駐していない外来機の離着陸4.2倍。苦情1.5倍。ヘリ・戦闘機次々飛来。(4月28日)


天皇関連
 新元号「令和」に:5月1日施行。奈良時代に完成した万葉集から典拠。初の国書に首相のこだわり。(4月1日)
 6元号案が判明:有識者9人による懇談会に提示されたのは「英弘」「久化」「広至」「万和」「万保」「令和」。(4月1日)
 「令和」考案は万葉集研究者の中西進氏:政府関係者は新元号の選考過程で9人中8人が「令和を支持」。(4月19日)

 退位礼正殿の儀 国事行為:政府は閣議で天皇陛下が退位する際の「退位礼正殿の儀」を国事行為と決定。(4月19日) 
 悠仁(ひさひと)さまの机に刃物2本:秋篠宮家ご長男が通う中学校の教室で2本の刃物が発見される。(4月28日)
 陛下退位:退位特例法に基づく代替わりで、元号は平成から令和に。支えてくれた国民に感謝を述べる。(4月30日)


 上記以外の重要事項
 日本兵の「英雄」石碑に非難:アレーシアで地元政府が旧日本軍兵士の慰霊碑に添えた説明文に激しい反発。(4月1日)
 オスプレイ緊急着陸:普天間所属の米軍輸送機オスプレイが伊丹空港に緊急着陸。滑走路が20分閉鎖。(4月1日)
 共産 野党5党に共闘要請:衆院大阪12区に無所属で立候補の同党の宮本岳志氏を野党統一候補に要請。(4月2日)

 イスラム教国ブルネイで新法:東南アジアのブルネイで「不倫・同性愛行為」には投石による死刑を科す。(4月3日)
 ゴーン前会長 4回目の逮捕:東京地検特捜部は保釈から1ヶ月後の5.6億円を還流した疑いで逮捕。(4月4日)
 はやぶさ2 また快挙:世界で初めて3.1億キロ離れた小惑星に穴。関係者はオリジナルの世界開けたと。(4月5日)

 北大総長がパワハラ:学内の調査委員会が現在調査中と判明。詳細は不明。総長は卒業式、入学式も欠席。(4月6日)
 インクルーシブ(包括的)教育:障害のある人、ない人が共に学ぶ教育という考え方が広まりつつある。(4月7日)
 大阪ダブル選挙 維新勝利:府知事と市長が入れ替わって立候補。自民、公明推薦の「反維新」候補を破る。(4月7日)

 大熊町の避難指示解除:政府は帰還困難区域を除き、避難指示を解除。原発立地自治体では初めて。(4月10日)
 F35A墜落と断定:防衛省は青森県沖で消息を絶った三沢基地所属の最新鋭ステルスF35Aと断定。(4月10日)
 石炭火力発電所への融資 半減:三菱UFJは融資残高を2030年度までに最大5割減らす方向。(4月12日)

 被災地水産物 禁輸容認:世界貿易機構(WTO)上級委は韓国の被災地からの水産物の全面禁輸を容認。(4月13日)
 3号機核燃料 搬出開始:福島第一原発でメルトダウン起こした3号機。不具合続く中「見切り発車」。(4月15日)
 パリの象徴 炎上8時間:ユネスコ世界文化遺産のノートルダム大聖堂。尖塔崩落。失火の疑いが濃厚。(4月15日)

 北朝鮮 嘘の教科書:義務教育で使っている教科書に日本の拉致問題追及の背景は「謝罪逃れ」など。(4月16日)
 一人暮らし高齢者896万人:高齢者は2040年の推計で2015年の45%増。東京は116万人。(4月20日)
 アイヌ新法 成立:参院本会議でアイヌ民族を法律上初めて「先住民族」と位置付ける新法が成立。(4月19日)

 大阪12区 共闘野党「不発」:大阪の敗北は夏の参院選に向けた野党の候補者調整が難しくなる。(4月22日)
 テロ対策遅れの原発停止へ:原子力規制委員会はテロ対策設置が間に合わない原発に運転停止を求める。(4月24日)
 プーチン氏と金正恩氏 初会談:ウラジオストクで非核化を巡って停滞する米朝協議について意見交換。(4月25日)

 オバマ政権の副大統領だったバイデン氏、立候補表明:2020年の大統領選への立候補を表明。(4月26日)
 米で乱射事件:カリフォルニア州サンディゴ郊外。宗教対立を背景にした暴力の連鎖に懸念広がる。(4月29日)
 「基地の街・岩国」:厚木から米軍空母艦載機が移駐1年。増える騒音苦情の一方で「街に活気」歓迎も。(4月29日)


2019年6月8日  大村市九条の会 事務局