2010年度 第1回 大村市九条の会「集い」報告書
日時:4月25日(日) 14:00〜16:30
内容:沖縄視察報告会 (4月11〜14日)
会場:大村市勤労者センター 講堂(2F)
昨年末の報道で普天間基地の移転先候補地の一つに「大村」が浮上して以来、市民 の間では急速に危機感が高まっています。 こうした中、沖縄報告会には約50名の方に参加いただきました。
現地ビデオ視聴並びに沖縄現地報告に引き続き活発な意見交換が行われました。 大村への基地受け入れ反対の強い意志を示すために、徳之島同様に移設反対市民大集会の開催が必要との趣旨発言が相次ぎ会場から賛同の拍手が起こりました。
大村ではすでに「大村への米軍基地移設に反対する市民の会」が発足し、署名活動が始まっていることの紹介と署名活動への協力願いがありました。この署名活動が大村への移設反対の大規模市民集会へ繋がることを願っています。 更に、この米軍基地の問題は沖縄を始め徳之島、大村など個々の移設反対運動にとどまるものではなく、日本全体の課題という視点を持って学習を深める必要性を確認しあう「集い」になりました。
大村への移設の可能性を裏付けるかのように、「会」発足以後初めて朝日、毎日、読売の三大新聞とNIB(日本テレビ系)の取材が入りました。
又、5月18日は「国民投票法」施行日です。 18項目の付帯決議の議論がなされることなく見切り発車の恐れがある今、「国民投票法」の施行を延長し、十分な審議を尽くすよう「大村市九条の会」として両院議長及び鳩山首相に要請することが決議されました。 この日は時を同じくして 沖縄・読谷村で、「普天間基地を国外・県外へ」と掲げた10万人規模の県民集会が開催されました。
今回の「集い」を沖縄と連帯した形で開催できたことは大変意義深いものであったと考えます。 尚、「集い」当日に会場で配布しました「沖縄視察の足跡」、「沖縄視察報告書」、「国民投票法の施行延期についての陳情書」についても併せて掲載しております。 又、大村からNPT(核拡散防止条約=核兵器不拡散条約)再検討会議に参加されるお二人方の激励と大きなお土産を持ってのご無事なお帰りを祈る壮行会を行いました。それに応えてお二人も力強く決意表明されました。
次回の「集い」ではお二人の報告会を予定しています。 改めて当ホームページでご案内致します。ご期待下さい。
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