憲法改正および憲法に深く係わる報道 (2012年11月分)


掲載日:2012年12月26日

憲法改正および憲法に深く係わる報道(2012年11月分) <参考資料>
 主に「NHKニュース」、「朝日新聞」の見出しを備忘録としてまとめたものです。今後ともご活用いただければ幸いです。

1)国連人権理事会の対日作業部会が4年ぶりに開催される。
 中国:日本は「慰安婦問題」に対して謝罪していない。この件では多くの国が懸念している。
 韓国:「日本は法的責任を認識し、被害者を救済すべきだ」と主張。
 北朝鮮:「慰安婦問題に時効はない」と謝罪と補償を要求。

 日本の死刑制度に関して:英国やスイスなど欧州を中心に多くの国が制度存続に懸念を表明。廃止に向けまずは死刑執行を停止するよう勧告した。

2)日本維新の会代表石原慎太郎代表の核抑止力発言
 20日の日本外国特派員協会で「「今の世界の中で核を持っていない国は外向的に圧倒的に弱い・・・」 その上で「核兵器に関するシミユレーションぐらいやったらいいと思う。これは一つの抑止力になる。持 つ持たないは先の話だけど」とも述べる。

3)2012年度在日米軍の活動関係経費のうち、日本側負担分総額は6515億円。
 過去最高の2010〜11年度の7000億円を下回ってはいるが、これは在沖縄米海兵隊のグアム移転経費の減少によるもの。民・自・公が在日米軍に11〜15年度までの5年間。毎年2000億円規模の「思いやり予算」を支払う特別協定を強行承認したことが大きな要因となっている。
    
(1)沖縄で再び不祥事:読谷村で外出禁止中の米兵が酔って民家に侵入。中学生を殴る。(11/2)
(2)オスプレイの本土訓練:今月から定期的に訓練を開始。訓練拠点はキャンプ富士、岩国など。(11/2)
(3)「もんじゅ」でムダ:会計検査院による決算報告で830億円の関連施設が利用されていない。(11/2)
(4)米大統領にオバマ氏:接戦でロムニー氏を破る。「対立を越え経済再生」に取り組む姿勢を示す。(11/7)

(5)「秘密保全法制」有識者報告書:民主党政権下においても自公政権時代を参考にした報告書を作成。(11/7)
(6)オスプレイまた違反:8日の午前と午後に2機が名護市の住宅街や学校の上空を低空編隊飛行。(11/8)
(7)民主党「TPP」公約に:野田首相はTPPの推進方針を民主党のマニュヘストに明記。(11/10)
(8)原発ゼロ集会:首都圏反原発連合(反原連)と46道府県で「即時原発ゼロ」「再稼働反対」集会(11/11)

(9) 石原東京都知事が「太陽の党」立ち上げ:第3極目指す。綱領で自主憲法制定を掲げる。(11/13)
(10)明日解散、来月16日に投票:「乾坤一擲」。首相が党首討論で表明。民自、定数削減で「協力」。(11/14)
(11)自民党衆院選公約案:国防軍創設公約。集団自衛権の行使を盛り込んだ「国家安全保障基本法」の制定を明記。憲法改正も目指し、自虐史観教育は行わせないと明記。(11/20)

(12)公明、「国防軍」構想を批判:自衛隊の名称変更、集団的自衛権の行使にも否定的見解を表明。(11/22)
(13)安倍総裁の「国防軍」に関する発言:テレビ番組で「交戦規定の整備」に言及。(11/25)
(14)民主党の前原誠司氏の改憲発言:「平和主義を前提として9条2項は変えるべきだ」と語る。(11/26)
(15)国防軍構想についてのA紙「社説」:自衛隊でなぜ悪い。なぜ変える必要があるのか。(11/29)
 

2012年12月26日  大村市九条の会 事務局